クラシックギターの業界では
「カルカッシ」という聖典がございます.
金属弦よりも遙かに歴史の長いガット弦ですが,
この教則本はその歴史に裏付けされています.
どんなスポーツでもそうだと思いますが,
まずはフォームから!
右利きのみなさんは,
左脚を足台に置き,
ギターのウェストを左膝に置き,
ヘッド上がり45°程度に構えます.
ちょうど目の高さにギターのヘッドがくる感じ.
これがクラシックギターの基本形!
(「クラシックギター フォーム」等のキーワードで画像検索してみてください)
金属弦を弾く方の多くは
ほぼギターは水平状態.
これでは人間工学上,
どうしても右肩上がりになる形状で
ギターは設計されています.
おかげで身体は左にねじられるか,
ヘッド側を前に突きだし,左手が伸びた状態.
長年,金属弦を弾いていると,
右肩の痛みを訴えるギタリストの多いこと,多いこと!
きっと,このフォームのせいだと思います.
私は足台は使いませんが,
座っていてもストラップを使い,
ギターのウェストは私の左膝にある状態です.
加齢とともに各軟骨はその柔軟性を失い,
身体は硬くなる一方!
無駄な力を抜いて,リラックスして弾くことは
奏でる音楽のダイナミクスに必ず影響することでしょう!
いつまでもギターを楽しく弾き続ける為に
長い歴史を持つクラシックギターから
素直に勉強し直してみませんか?!
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