今回は中共の海洋進出の脅威を共有している
ASEAN各国への日本の兵器供与に関する話題です
政府は海上自衛隊のP3Cのうち、使わなくなった
中古品をマレーシアに無償で供与する方針だ。
発展途上国に防衛装備品を無償供与できるようにする
法改正後に実施する。南シナ海での同国の監視能力の
向上を後押しし、海洋進出する中国をけん制する狙いだ。
サンケイ等より
インドネシアへは海洋レーダー
違法漁船の監視、取り締まりを強化するため、
海洋水産省が日本メーカー製海洋レーダーの
設置を検討している。
日本政府の無償支援で設置を実現したい考えだが、
レーダーは1基200万ドルと高額。
訪日したスシ・プジアストゥティ海洋水産相は
「(日本側には)中古レーダーを少なくとも6基
支援してほしいと要請した」という。
スシ海洋水産相は訪日中の大手通信機器メーカーの
日本無線の荒健次社長らと会い、高性能レーダーに
ついて話し合った。
日本政府は過去にも海洋レーダーを支援しており、
現在は東南スラウェシ州ワカトビ県で活用されている
じゃかるた新聞より一部抜粋
画像は日本無線HPより
このP3-Cの無償供与は大判振る舞いと言っても
過言ではない太っ腹な援助です
確かに日本は新鋭のカワサキP-1の配備が進んでおり
P3-Cは用途廃棄になる運命ではありますが
まだまだ十分に通じる性能を持っています
事実 台湾でさえ自国配備が始まったのは2013年の
9月からです それを無償供与とはかなりな男気です
マレーシアは2割が中国系住人で 当然、中国の影響も
強いわけですがここまでの話がまとまっているとなると
中国がフィリピン タイ等にせっせと餌をまいている間に
日本もある程度は巻き返しているのかなと思われます
中国がフィリピン タイ等にせっせと餌をまいている間に
日本もある程度は巻き返しているのかなと思われます
またインドネシアへは海洋レーダー支援の話も進んでいます
フィリピンにはTC-90
また2016年からTC-90が自衛隊装備の
他国供与第一号としてフィリピン海軍へ
譲渡されはじめました
全部で5機が貸与されますが2018年には
3機目がフィリピンでの運用が始まっています
ただフィリピンはもともと希望していた
P3-Cがどうしても欲しいらしく
再び希望を表明しています
フィリピン P3-Cを再び希望
フィリピン政府は日本から防衛装備を
調達したいとの意向を表明した。
両国は、南ナトゥナ/シナ海領有権問題を
めぐる中国の強引な権利主張に直面し
連携を深めている。
首都マニラでフィリピン国防省のガルベス
報道官は自衛隊のP3C哨戒機オライオンに
特に関心があると述べた。/AFPより
中共の人工要塞島と戦うには 味方は多い方が
いいわけで ASEAN各国との関係もますます
重要度が増してくるでしょう
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