最新のマイクロウェーブ兵器を見る
今回は最新のmicrowave/マイクロウェーブ兵器を
日米の開発例で見ていきます
アメリカ空軍研究所(AFRL)は、
可搬式の対無人航空機(UAS)システム
「THOR(Tactical High-power Operational
Responder)」が基地防衛シナリオで敵の
ドローン群を破壊する様子をリアルに描いた
アニメ動画をAFRL公式YouTubeで公開した。
襲来するドローンの大編隊
ドローンは、米軍基地や人員、インフラに
とって新たな脅威となっている。
このような敵のドローンやその他の空中飛行物体
により増大している脅威に対抗するため、
米空軍はTHORを開発した。近距離でも
遠距離からでも米軍基地や人員、インフラの
安全を確保することがTHORの使命だという。
ドローン側から見たターゲットのイメージ
THORは、ドローンの電子機器を無効化する
ために使用される指向性エネルギー(DE)
兵器の試作品で、ドローン群のような複数の
ターゲットに反撃し迅速に結果を出すために
特別に設計された。
THORは高出力マイクロ波を使用する。
ターゲットを特定すると1秒以内に無音の
兵器を発射し、衝撃が瞬時に起こる。
高エネルギーレーザーは一度に1つのターゲットを
破壊できるが、高出力マイクロ波は複数の
集団や群れを破壊できる。この独自システムに
より基地防衛部隊は、ドローン群による
重要インフラへの攻撃を遠距離から阻止する
ことができる。
THORプログラムマネージャーのAmber
Anderson氏は、「このシステムが出力
するのは強力な電波バーストで、弾丸や
網よりも交戦範囲が広く、その効果は
無音で瞬時に現れる」と述べた。
THORは20フィート輸送コンテナに収容して、
軍用輸送機「C-130」での輸送が可能で、
わずか2人で3時間以内に設置できる。
AFRLは数百のUASシステムを撃破した
実戦テストで、THORの有効性を既に
実証したとしている/fab crossより
今後はロケット弾による攻撃よりも
こうした自爆型のドローンによる
攻撃が増加する懸念があります
アイアンドームのような迎撃手段も
ありますが よりスマートな方法として
このマイクロウェーブ兵器の開発が
進められています
電子装備研で開発中のMWウェポン
また このMW兵器の場合 敵ドローンを
爆発などさせずに機能停止や制御不能に
してしまうため敵ドローンは墜落するので
後に回収できるという副次的効果も
あるでしょう
こうした研究は日本の防衛装備庁
電子装備研でも進められています
対象もミサイルやドローンなどの
航空脅威からMWの照射によって防御する
システムで既にドローンに対しての
照射テストも行われています
テストでは完全な破壊はないものの
ターゲットドローンの電源や制御系が
停止しています
将来的にはこうした対空MW兵器を搭載した
艦艇や車両が後方の施設や前線部隊を
ドローン攻撃から守る役割 つまり
電磁気的AAAとして配備されるでしょう
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