今回は 日本で宇宙産業に参画すると
手を挙げた民間企業の特集です
大林組、宇宙エレベーターのケーブル
材料として、金属やケイ素で表面を
保護したCNTを検証中
大林組が地上から宇宙へ人や物を運ぶ
「宇宙エレベーター」の実現に向け、
ケーブルの材料の検証を進めている。
カーボンナノチューブ(CNT)を大気圏に
長期間置くと損傷することが明らかに
なったため、金属やケイ素で表面を
保護したCNTを検証中だ。
2021年中にも結果が分かる見通しで、
損傷がなければCNTの利用にメドが立つ。
現在掲げる「50年の運用開始」との目標に
一歩近づくことになる。
解説動画などを見るととても説得力のある
内容で夢とも思える 全長9600kmに及ぶ
巨大構造物の組み立て工程や居住ブロックの
構造などがよく理解できます
ところで これだけ巨大な施設の基部
どんだけ強固に岩盤などに打ち込まれているのか?
と考えがちなんですが まったく逆でした
アースポートと呼ばれる基部は海上に
浮かんでいて係留されているわけです
そしてテンションの調整をおこなうわけです
かつて沖縄海洋博にアクアポリスという
浮かぶ洋上パビリオンが作られましたが
同様です
続いてもユニークな計画です
丸紅 宇宙燃料供給衛星事業
軌道上で衛星に燃料を補給するサービスの
提供を目指すOrbit Fabは、静止軌道上に
燃料タンク「Tanker-002」を打ち上げる
計画を発表しました。
2022年後半から23年前半にIntuitive Machines
の月面着陸船と相乗りし、SpaceXの
ファルコン9で打ち上げられます。
燃料タンク「Tanker-002」は、90kg以上の
ヒドラジンを搭載できるように設計されています。
静止軌道上に到着後、すぐの燃料の補給が
可能ですが、燃料を長期にわたって
保存する技術の実証には時間がかかる見込みです。
Orbit Fabは2018年に創業された
ベンチャー企業です。
2019年6月に、宇宙空間での燃料充填実験に
向けて、燃料に見立てた水を2つの装置間で
移動させる実験をISSで実施。2021年7月には、
1号機目となるタンクをSpaceXのライドシェア
ミッション「Transporter-2」で低軌道に
打ち上げ、実証を成功させています。
9月8日には、丸紅ベンチャーズが、
Northrop GrummanやLockheed Martin Ventures
などと共にOrbit Fabに出資したことを
発表しました。
本格的なサービス化に向けて、投資家や
衛星事業者からの注目がさらに高まっていきそうです。
デブリ除去などは名乗りを上げている
ところがいくつもありますが 丸紅の
この燃料補給衛星はとてもユニークだと思います
今後 民間宇宙船が増えてくれば当然
こうした宇宙サービス業も次々と誕生してくるでしょう
過去に HSTは宇宙でリカバリーされましたが
同様に機能停止したり一部のパーツ故障などを
起こしている衛星を軌道上で修理する民間会社なども
現れるかもしれません
最後はホンダも宇宙事業に参画すると発表しました
ホンダの発表を見ると水素燃料電池と
小型ロケット開発の二点が重点項目と
なってるようです
月面でのチャレンジ ~
循環型再生エネルギーシステム、
遠隔操作ロボットへの技術応用~
Hondaはこれまで培ってきた燃料電池技術と
高圧水電解技術を生かした月面での循環型
再生エネルギーシステムの構築を目指し、
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
(JAXA)と共同研究を行っています。
Hondaが持つ燃料電池技術と高圧水電解技術
を組み合わせ、再生可能エネルギー由来の
電力を使い、水を電気分解して水素・酸素と
して貯蔵し、その水素と酸素から燃料電池技術を
用いて発電し、電力の供給が可能となります。
また、酸素は月面に滞在する人の居住用と
しても、水素はロケットの燃料としても、
それぞれ活用可能であるなど、Hondaは
循環型再生エネルギーシステムの構築により、
さまざまな有人活動への貢献を目指しています。
コア技術を生かして小型ロケットを造りたい、
という若手技術者の発案をきっかけに、
小型ロケットの開発に取り組んでいます
どちらも今後 大いに需要のある技術だと
思えます
ここのところ 国際情勢の悪化から日本も
核兵器や 少なくとも核動力の艦船などを
保有すべきだとする声が散見されます
しかし日本人が 軍事用の核に頼ったら
心まで核兵器に負けたと自分は考えています
核弾頭は指向性高エネルギー兵器などで
無力化して対抗し 推進システムは水素
燃料発電などで大きな航続距離を目指す
この高いハードルこそ 日本が挑むのに
ふさわしいといえないでしょうか?
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