4月から京都芸術センターの制作室でayami yasuyho(アヤミ ヤスヨ)の新作のあきのりのソロダンスパフォーマンスをつくっているのですが、昨年の自分の創作スタイルが全く変化してしまって以前の創作テクニックが使えない上に、あきのりの身体感覚も変わってしまってゼロから身体をつくりなおし、身体から出てくるものをひたすら吐き出そうとしています。
いつもどうしたらダンス作品ができるのか悩みながらも手や身体を動かしているうちにできていくことが多かったのに今回はそうではありません。それは今の世界の環境が変化したことに連なってあきのりの運命も変わり、身体と心も変わっていっていることが大きく、その現在進行形の変化は変身とでもいったほうがいいようなドラスティックな変化です。
その変化をうまく言葉にはできないのですが、とにかくあきのりはパワフルになったことは確かですし、周りのものを受け入れる力も増えましたし、精神的なものを信じる力も増えました。
変化しているということは、未来に対して不安定ということでもあって、作品をどう公開すればいいのかもまだ考え切れていません。この先作品をうまく完成させて発表ができるのかどうか不安感もありますが、でもあきのりがどう思おうがなにかしらの流れのようなものにあきのりは乗っていて、その流れはもう先に進んでいて、あきのりは流れに体と心を委ねるだけです。
制作室では鏡に映る自分の顔を眺めたり、ひたすら部屋の中を歩き回ったり、思いついたことをノートに書き殴り、動けそうになったら少し踊ったり。
息を吸って吐いて、その瞬間にその場所でできることを、生き続けています。
次の4/25(日)は13時からSocial Kitchenにて呼吸のワークショップです。
4/29(木)は13時から一時間無料で呼吸でストレッチをSocial Kitchenでやります。
ぜひ!お越しをお待ちしております。