曇っていますが曇りはなんだか好きです。
肌寒い天気のなか、近所の団地の中を子供の頃よく歩いていました。
今はその住宅街をgooglemapで見ることがありますが、画面で見る景色はやはりちがうので懐かしむ目的以上に見ることはありません。
しかし子供の頃に買ってもらった眼鏡のお店や、銀行、スーパーなどのお店がまだあるのか見ていると、おもしろいものです。
子供の頃のお店はほとんどなくなってしまっています。僕はバブルが始まる前のいい時期に小学生だったので、当時は近所に子供も多かったし、町にも活気がありました。ベットタウンのような雰囲気の土地です。
小学生時分には親友もいました。あまり友達の多い方ではありませんでしたが、この人とは仲良くなれると思った人とは親密になりました。他の友達からするとなにか特徴的な子供でとっつきにくいところもあったようで、卒業文集では僕のことを「変わっている」と書く級友もいました。
そんな小学校時代に住んでいた土地は自分の原風景のように記憶に残っています。
ここ最近は体力が低下したので近所を軽くジョギングするのですが、走る道も住宅街を選んでしまいます。
そうして小学校時代に受けた影響について考えるとき、自分の両親や学校の先生、習いにいっていた習字の先生らはよく「きちんとしなさい」とよく言っていました。僕がだらしなかったというわけでもなく、しつけの意味を多分に含んでの言葉だったように思います。それは今別の形であるかもしれませんが今の自分の仕事に強く影響を与えているように感じます。
徹底するということは、自分の身体を律することになりました。律することには、呼吸が使われます。その呼吸も律します。
律することは自分を正すことになります。きちんとした姿勢とかではなく、自分でコントロールしようとすることです。
僕自身はいまだ自分の身体をコントロールしきれていません。しかし日々努力を続けます。その「つづける」という行為のほうがとても大切なように感じています。
今日もワークショップを開講します。どうぞお越し下さい。