普段思うように訓練ができず
夏休みは力を入れて取り組む
朝早く児童公園へ行く誰もいない公園でござを敷いて寝返り腹這い
課題の訓練を済ます。
何事もなかったように朝食の準備や食事介助
だんだん気温が上がり熱くて体が動かない
ゆっくり休んで市民プール(当時長町市民プールがあった)
自宅で水着を着てすぐプールへはいれるように準備をして車に乗る
うーちゃんは直径50センチの浮き輪(体にぴったりのもの)に入り
子供たちが騒いでいるところへちかづいていく
足も頭もぐんぐん動かし子供たちの笑いの中へ進む
同じようにみんながふざけると自分も笑う、
分かっているのか不思議に楽しそうにして体を存分に動かす
うーさんの喜ぶ顔がうれしい
雨が降らない限り毎日通う
これが夏休みの遊びだった
夏休みが終えるころ
日焼けして裸にすると水着を着ているように
日焼けをしていた。
おかげで年中風邪もひかず元気に過ごすようでした。
どんなに努力しても、首のすわり寝返りも麻痺の力にはかなわない
精一杯喜びを持ち頑張れば麻痺を背負いながら
生きていくしかない
うーさんの満面の笑顔を見ながら思う私がいた