☆ありがとう。☆
また、ひとつ。
大切な人の命がなくなりました。
どうして。
なんで。
神様が本当にいるのなら、
なんで。
どうして。
悲しいけれど、
今日は、
この繰り返し。
・・・・・
笑顔が本当に素敵な女性。
遊びに行くといつも太陽のような笑顔で迎えてくれた、
優しい母の笑顔で。
娘ちゃんと一緒に踊った舞台の時は、
いつも舞台袖から応援してくれた、
優しいあたたかな存在で。
そして、
親子というより、それは微笑ましい姉妹のような、
そんな娘ちゃんとの関係は、
見ていてこっちまで幸せな気持ちになれたほど。
・・・・・
お仕事の上でもバリバリ頑張るかっこいい女性として
まさに女子が憧れるような、そんな存在。
何年か前に
メイクのモデルとしてコンクールに出させてもらった時も
かげで支えてくれてとっても頼もしかった。
あの時、ステージの上で本当に楽しくキラキラと輝けたのも
ママのおかげ・・・と言っても過言ではないくらい。
・・・・・
バレエで上海に踊りに行った時も
一緒について来てくれて、あれこれお世話してくれたり
そっと応援してくれた。
バレエ教室の「レッスン生の親御さん」・・・というよりは
いつも一緒にいてくれて
いつも応援してくれる
頼もしくて力強い母のような、お姉さんのような、トモダチのような
そんな存在。
・・・・・
それは王子に対しても同じで。
だからなおさら
訃報を聞いた時、
2人して言葉が出なかった。
あまりのショックで。
どうして。
なんで。
とにかく、ひとめ会いたくて。
それから、パパさんや娘ちゃんやお孫ちゃんの事も心配で。
・・・・・
お布団の上にそっと寝かされたママの顔は
すごくすごく穏やかで
すごくすごく優しくて
静かに眠ってるように見えました。
娘ちゃんが綺麗にメイクしてあげてた。
キラキラ光るアイシャドウ、
ほんのりピンクのチークに、
淡いピンクのグロス。
・・・・・
「ママ。」
呼びかけたら
「なぁに?」
起きてきそうな気がした。
そしたら
やっぱり悲しくなった。
なんで。
なんで。
これの繰り返し。
・・・・・
帰り際、
娘ちゃんをしっかりとハグしました。
「できることがあったらなんでもするけん。」
できること?
アタシに何ができる?
今はハグしてあげる事しかできない自分のもどかしさ。
辛いだろうに
気丈にふるまう娘ちゃんの姿を見て
ますます泣けてしまった。
・・・・・
まだママが元気なころ。
「あのね、実はすごく大きな夢があってね。」
って、ママの夢を聞いた事がある。
「夢っていうのは、叶う、叶わない・・・ってそんな事関係ないのよ。
夢は大きければ大きい程、素敵だと思わない?」
夢を語るママの表情は少女のようにキラキラしてた。
「ママの作った、素敵な劇場で、アタシと娘ちゃん・・・2人でいつか踊れる日がくるといいね。」
そんな事を笑いながら話したあの日が忘れられない。
・・・・・
なんで、
次から次にこんなに辛い事ばかり起こるの。
辛い、辛い。
そして、ひたすら悲しい。
・・・・・
穏やかに眠るママの事を思いながら、
今は、
ただただ安らかに・・・。
そう思う、今日、7月27日。
・・・・・
ママ。
「同じ誕生日って嬉しいね♪」なんて言って、
お互いの誕生日に
「おめでとう!」・・・
・・・それも、言いあえなくなっちゃったけど。
今年の誕生日も
きっと言います。
ママも誕生日ね。おめでとう。・・・って。
・・・・・
そして、
きっと、いつか、また娘ちゃんと一緒に踊れる日がきたら。
その日は天国から
あの優しいまなざしで見守っていて下さい。
・・・・・
ママ。
ありがとう。
ママの存在に感謝します。
そして、これからもアタシ達の心の中に・・・。
☆animo ayataro!!☆
http://www.youtube.com/watch?v=Fx10THK5GHs