ペーロンの夏

☆夢への実現に向けて☆

　

　みんなが、どんだけ

　血のにじむような努力を重ねて

　今日という日の為に

　頑張ってきたか、

　アタシは知ってる。

　

　きっと仕事との両立も

　絶対に大変やったろーて思う。
　
　

　予選前、

　スタート位置につくみんなを見て、

　アタシは震えの止まらんかった。

　・・・・・

　トイレ行きたい・・・。

　（今かよ）

　えっと、

　緊張しすぎ・・・

　つか、

　武者震い。（たぶんね）

　いや、アンタは舟、乗ってないけん・・・。

　（ひとりボケツッコミはやめましょう・・・て、あんだけ言うたとに。）

　・・・・・

　とかなんとか一人でブツブツ言いつつも、

　気持ちだけは、みんなと一緒ばい

　
　
　

　

　

　

　

　
　

　みんなの姿が

　眩しかった。

　１つの事に

　ひたむきに取り組む事ができるって

　めちゃんこ幸せな事なんよねー。

　仲間がいて、

　自分がいる。

　海があって、

　ペーロンがある。

　櫂があって、

　漕ぎ手がいる。

　漕ぎ手がおって、

　応援する人がいる。

　・・・・・




　「これ以上、どう頑張ればよかっさ。」

　・・・・・

　予選通過できない結果となってしまった後に

　あやたろう旦那が

　言うた一言。

　気持ちは、わかるけど。

　いや、そーじゃない。

　今日が終わりじゃない。

　今日が終わった瞬間に

　もう来年へ向けて、

　始まってるとやけん。

　そして、

　１人じゃない。

　ペーロンは、

　１人じゃできん。

　

　レースを終えて、

　うなだれて戻ってくるみんなを

　アタシャ、直視できんかった。

　いたたまれんくなって

　応援テントから出て、

　遠くから

　みんなを見てました。

　・・・・・

　「どーか、予選通過できますように。」

　練習最終日、

　日見の海に向かって、

　手をあわせて

　一生懸命にお祈りしてたメンバーの女の子。

　猛者だらけの中で素敵女子１人でよぅ頑張ったね。

　応援にきてた人たち１人、１人に

　お礼を言いながら、

　泣いてる彼女。

　アタシャ、抱きしめたかったさ。

　全６４チーム。

　２，３００人のたくさんの思いがつまった

　今年のペーロン選手権。

　２００８年の夏も

　終わっていきました。

　みんな、ホントに

　お疲れ様でした。

　また来年、がんばってばい

　そして、

　ブログに応援コメントくださったみなさん、

　ありがとーでございました

　みんなの応援してくれる熱い気持ちを胸に

　たこ王子、頑張りました。

　ということで、

　また来年、応援してねー