二日目。今日も暑くなる予報。
ビジネスホテル寿は長期宿泊者も多いのである(営業マンやら作業員やら)。
質実剛健ながらもしっかりとした美味しい朝食にありつけたのである。
朝食後、他の宿泊者は慣れた様子で部屋の鍵もフロントに置いていくのみ。
実に潔いシステムである。
さて、本日は大槌町から海岸沿いに北上し、山田町にまず向かいます。
三陸の海岸沿いを走っていると、至るところに「この海岸線前後〇〇キロは津波被害があった箇所です」と表示があります。
「ここまで浸水しました」の記録も目にします。
防潮堤の高さが痛々しい
オット氏が30数年前、営業ついでに立ち寄って(サボり?)癒やされていたという山田町にある「鯨と海の科学館」。
津波被害を受けて一旦閉館、2017年に再オープン
あんなところまで浸水したんだ!
全長17m超のマッコウクジラ(模型)
地元で捕獲されて地元で標本作りがなされたという、すんばらしい展示でした。
実に興味深い骨格標本作りの過程
あの手の骨のでっかいことよ!
鯨に飲み込まれたピノキオ気分も味わえますよ。
たーすけてくれー
ホタテ河童っつうのもいるらしく...
ホタテは河童からの贈り物、らしい...
館内キャラクターの猿乃助くんもひっそりと仕事中。
どこにいるのかはヒ・ミ・ツ
鯨に関するエトセトラがみっちり詰まった「鯨と海の科学館」、オススメです。
(ていうか、ワタクシもまた行きたいな)
宮古市方面に走ると、復活した三鉄リアス線と併走するところもあってグッときます。
宮古からは106号線で盛岡市内へ。
めちゃ山道。
東北は良い季節です
(でも暑かった)
カメラには収められませんでしたが、鹿の親子が川に入って涼んでいました(たぶん)。
人間様も暑いので、道の駅にて甘いもの休憩。
桃と桃とクリームのハーフアンドハーフ
うんめぇ~
山道がやーっと終わった頃に北上川を越しまして。
ずいぶんと走りました
盛岡市内で南部鉄器のお店をひやかし、疲れたところで珈琲タイム。
旅先でも珈琲店巡りは忘れない
なんと、こちらのマスター、ワタクシ達も行ったことのある広島の珈琲店で修行した方で、
めちゃ話が盛り上がったのでした。
ドスはコンクリに刺すと火花が散るらしいですよ。
翌日(8月1日)からさんさ踊りが開幕するというので、街全体がそわそわしておりましたが、
そんなの興味ナイワタクシ達。
大事なのは盛岡冷麺。
大好きなんです。
でもね、ぴょんぴょん舎でも食道園でもないんです、ワタクシ達のお気に入りは。
イエス、ペイワン!
何年ぶりだろう...
感動に打ち震えました。
辛みは別添え(カクテキ)
なんというか、麺のコシ、そしてスープのすっきり感。
辛みも、ただ辛いのではない辛さ。
乗せられているスイカもばっちり。
あぁ、もう一度食べに行きたひ...
二軒目に行ったお店で食したホヤの刺身。
ホヤは刺身が一番だと認定する
地ビールも旨いぜ。
商店街を歩いていて見つけたご当地ヒーロー。
南部鉄器で殴られたら痛いわな
最後に入ったバーではピアノの生演奏がされており、
ワタクシ齢47歳にして、スタンダードナンバー「The Nearness of You」を初リクエスト。
こころなしかピアニストも嬉しがってくれてたような。
そしてこの店では、最近の話題だった高校生球児に関するマル秘話が知れて、
「なーるほーどねー」と頷いたのでした。
恐るべし、関係者情報!
いやー、さんささんさ
(スイマセン、よく知らないんです)
旅はまだ続く