ブックメモリー

とりとめなく書いてます(/・ω・)/ブーン
読んだ本の感想、作家について、日々考えていることなどなど。

沖縄とセミ

2019年10月13日 23時42分45秒 | 体験

「沖縄の人ってセミ食べるんでしょ?」
沖縄関連の人物だとバレると、よく聞かれる話である。
正直、沖縄に6年ほど住んでいたがセミを食べたことはない。
スーパーや店で見たこともないし、セミ料理を宣伝した看板も見たことがない。

ただし、イルカとヤギとダチョウは食べた。
ヤギは沖縄ではわりとポピュラーで、家を建てたときなどにお祝いとして食べる。屋台にも出ている。
私は独特のにおいがあまり好きではなかったが(決してふざけているわけではなく、口のなかでヤギが踊る感じ)、好きな人は大好きな代物。
イルカも一度食べたことがあるが食べる部位と料理方法が悪かったのか、ゴムベラのような味がした。
ダチョウは沖縄限定ではないだろうが、ダチョウの焼肉と刺身はとてもさっぱりとしておいしく、また食べたいと今でも思っている。

きちんと調べたことがないので、沖縄にセミを食す習慣があったのかどうかは謎だ。

沖縄出身の祖父は、食料がないときに食用として持ち込まれたアフリカマイマイを食べたことがあるそうだが、
「すすんで食べたいとおもう味じゃなかったねえ」と半笑いで言っている。
アフリカマイマイはその後、沖縄で爆発的に増殖し沖縄でガーデニングや畑をする人にとって最凶の大敵となっている。
(かなり危険な寄生虫がついているらしいので、沖縄でやたらでかいカタツムリみたいな貝を見つけても触らないでくださいね・・・)

セミもアフリカマイマイと同じく、食べ物が不足していたときに食べていた・・・くらいの話ではないだろうか?


アジアの方では虫を食べる文化もあるそうで。それが、食糧難のこれからの時代を見据えて注目されている、というテレビの特集を見たことがある。
虫を食べる食文化=最新のおしゃれな食文化というブームが世界中に始まりだしたら、
ブームに乗っかった【沖縄名物セミから揚げ】というのぼりを、沖縄の観光地で見かける日が来るかもしれない。

セミと題してセミの味をお伝えできないのが心苦しいのですが、結論として沖縄本土(南部付近)では日常的にセミを食べる習慣はないと言い切ってもいいのでは、というところで。


夢野久作

2019年10月13日 22時26分39秒 | 読書
常日頃から考えていることなのですが、ひとりの作家について何作品を読めばその作家をよく知っていることになって、大ファンだ、と名乗れるのでしょうか。

全部なめまわすように読めれば一番か?
でもいくら好きな作家とは言え、1ページ目で盛大に挫折したり、30ページ頑張って読んで無理だと思ったり、頑張って読んだけど全然面白くなかったと思うものもあるわけで・・・
そのときの自分に合わない文章読むのってそれこそ苦痛でなんのために読んでいるのかわからなくなりますし。


夢野久作を知ったのは、某ラジオ放送の読み聞かせで。意図して毎日同じ時間に聞いていたわけではなかったけれど、自然と耳に入ってきて引き込まれたのはこれは運命だなと(笑)

夢野久作は知り始めたころいろいろミラクルが起きて、夢野久作が気になったとたん、面白いよう夢野情報が私の周りに集まりはじめたのを覚えています(売り出しでもしてたのか?)


なんだか不思議な話が多いし、不思議な出会いだったからか、夢野久作の作品で「読んだら発狂する」とか怖いあおり文が書いてある某書は、怖くていまだに読めていません笑

同じく読書好きの友達は大丈夫だったらしいですが、友達が大丈夫でも私が大丈夫とは限りませんし!
でも、あ、夢野久作好きですよ、良いですよねーという話になったときに、某書読んでないことがばれて
え、夢野久作好きって名乗って置いてあれ読んでないのぷぷー なんて、言われたら妾、トッテモ悔しいなァと思ってみたり。


2019-10-13 22:26:39 追記

ただ、本当に「ファン」の定義って難しいですよね。
これは作家だけでなく、好きな歌手についてもよく思うんです。好きな曲はたくさんあるけれど、もちろん受け付けない曲もある。
だけれどやっぱり好きで、定期的に聞き直すんですけれども。でも、あんまりその歌手さんにお金を落としていないんですよね、私。
ライブにはもちろん行ったことがあるけれど、3回だけ。
新曲を最近買うこともなくなったし・・・かといってグッズを買うわけでもなく・・・
それでもファン歴15年と名乗ってもよいものでしょうか?
あなたを好きといっても良いですか?