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エレキの日だったのである。
ちょっと早めにチューニングのためにレッスン室へ。
エレキ先生は「指慣らし」とギターを弾かれていた。
しばらく、こだわりの話。
先生のギターのこだわり、車のこだわり、私の車のこだわりなど。
ピックが割れたことを話した。
私「弾き方悪いんですかね…」
エ「そんなことないですよ」
私「ミディアムくらい使うべきですか?今、もうこれ(ダンロップ 亀)使ってます」
エ「いやー。それ、60ですね。ピックはハードがいいです」
私「そうなんですか!」弾きにくいかと思っていた。
エ「アコギはやわらかいピックでもいい音出るんですが、これ(エレキ)は弦が硬いのでアタックが強いほうがいいです」
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エ「あげます。オニギリ型いいですよ」といただいた。
島村オリジナル。
新品だったのに一日でボロボロにしてしまった。
「じゃ、いきましょうか」と、
早速「夜明け」がかけられる。
どうにかついていく感じでイントロを弾いていたら。
やはりあのソロパートで止められる。
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ここは伸びやかなところなので、
音を切らないように、弾く音だけを抑えるのではなく、
人差し指2弦、中指3弦、薬指を基本4弦に固定して、
スライドさせるように言われた。
わかります。
わかりますが、薬指が……つりそう。
エ「中指2弦でもいいんですが、そうなると小指も使いますから大変です」
私「そうですね」
エ「やはり薬指、小指をどれだけ独立して使えるかですね。力も入らないので、なかなか難しいです」
私「わかります。ピアノで苦労しました」
そうなのだ。
ピアノでよくある「ブンチャッチャッチャッ」というような左手の伴奏、
あのルートの「ブン」は小指でやる。
一番強く弾かないといけないのに、
小指で力が入らず子どもの頃に苦労した。
エ「そうですね。まだピアノされてるからいいですよ。
薬指と小指は連動するので難しいです。ボクなんかまだバラバラになりません…この二本が…!」と、
エレキ先生は悔しそうに薬指と小指をヒラヒラされていた。
気を取り直してアタマから夜明けを弾く。
イントロから「風がゆるやかに泳いで~♪」とけいすけの声が響く。
どうにかついていく感じで弾く。
ああ、それでも楽しいなぁ。
2番まで弾いて解説。
「風が心を揺らして消えた」の部分。
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こうなっている。
エ「ここはクイです」
私「あ!よくみたらこれはタイですね;」
なんとなくスラーだと思っていた。
エ「直前にコレ(休符)ありますが、ここはオープン(開放弦)があるので、右手でミュートをかけてクイましょう」
オープンなければ左手を離すだけでミュートがかかるが、
開放弦があればしっかり右手でミュートをかけるとのこと。
そして、次のDを思いっきりアタックするのがいい。
ウンウン、竹安バーンと叩いとるわ。
なんか楽しいぞ。
そして問題のここですわ。
「空はいつもー通りー ここにある」の部分。
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出た、C#m7(♭5)。
私「これは?どう抑えたらいいですか?」
エ「階段です」
2弦5フレ小、3弦4フレ中、4弦5フレ薬、5弦4フレ人。
私「…で、これ中の4本だけ弾くんですね;」
エ「そうです。1弦の音を出さないために、人差し指を当てておくのがいいですね」
なるほど。
弦1本でカッティングするときなども、
指の腹を軽く当てておくとよいとのこと。
私「ここだけ、このコードですね」
エ「はい。このm7(♭5)というのは、コード理論の中では7系をすると比較的よく出てくるんですよ。
何にも属さないというか、特殊なので」
私「よく使われるんですか?」
エ「うーん、あまり見たことはないです。基本コードになるのではなく、流れの中で、
…ボーカルを聴いてください。(音階が)降りてきますよね。この過程の中で印象的なコードです」
私「確かに」
エ「普通にm7で弾くとこうなっちゃうんですが」
弾いてくださる。違和感はないが、フラカンらしさもない。
私「ああ、m7(♭5)がいいですね」
エ「ここは、サビでも大サビというか、一番盛り上がるところですね。ここに一つだけこのコードが入ってる」
私「それで印象的になるんですね」
エ「そうです。社長はすごいです」
……エレキ先生、社長を尊敬するあまりグレートが作ったと思ってらっしゃる。
私「…あの、社長ではなく、ここの部分は多分けいすけです」
エ「え!?そうなんですか!」
エレキ先生グレート尊敬しすぎ。
エレキ先生は、けいすけという人もなかなか凄いと思われたようだ。
最後にもう一度通して弾いた。
大サビの部分はまだ練習がいるなぁ。
私「次回は通して弾いてきたらいいですか?」
エ「そうですね。そろそろ次の曲行きましょうか」
私「え!もう!」ってことは夜明けクリアか。
エ「何にしましょう?」
私「やっぱり好きな曲だったので、楽しく練習できた気がします」
エ「フラカン入門からでいいですか?全部好きですか?」
私「はい。好きですが…また音源持ってきます」
エ「そうですね」
フラカンときどき一褒め
けいすけさん
ベースを休んでギターを始めました。
練習曲は「夜明け」です。
ギターの先生が一つだけ入っているC#m7(♭5)を絶賛されていました。
このサビは実は歌うと難しいのだと思います。
通常よりキーを半音下げただけでとても印象的な曲を作ってしまうけいすけさんは、
やはり天才と言わざるを得ません。
先生のところに持って行く音源。
アルバムを持っていくのもいいけど、
フラカン入門に入ってない好きな曲を、
簡単難しいにこだわらず10曲選んで持っていくのはどうだろう?
とか考えたら楽しくなった。
ヌードコアに、ソウルサーフィン、ロッキュンロール、口笛放浪記、空想無宿、赤点ブギ、プラスチック、バーニング、切符、チェスト、ライト、どしゃぶり、素寒貧、寄鷺橋…入りきれん。
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先生のギターのこだわり、車のこだわり、私の車のこだわりなど。
ピックが割れたことを話した。
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エ「そんなことないですよ」
私「ミディアムくらい使うべきですか?今、もうこれ(ダンロップ 亀)使ってます」
エ「いやー。それ、60ですね。ピックはハードがいいです」
私「そうなんですか!」弾きにくいかと思っていた。
エ「アコギはやわらかいピックでもいい音出るんですが、これ(エレキ)は弦が硬いのでアタックが強いほうがいいです」
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エ「あげます。オニギリ型いいですよ」といただいた。
島村オリジナル。
新品だったのに一日でボロボロにしてしまった。
「じゃ、いきましょうか」と、
早速「夜明け」がかけられる。
どうにかついていく感じでイントロを弾いていたら。
やはりあのソロパートで止められる。
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ここは伸びやかなところなので、
音を切らないように、弾く音だけを抑えるのではなく、
人差し指2弦、中指3弦、薬指を基本4弦に固定して、
スライドさせるように言われた。
わかります。
わかりますが、薬指が……つりそう。
エ「中指2弦でもいいんですが、そうなると小指も使いますから大変です」
私「そうですね」
エ「やはり薬指、小指をどれだけ独立して使えるかですね。力も入らないので、なかなか難しいです」
私「わかります。ピアノで苦労しました」
そうなのだ。
ピアノでよくある「ブンチャッチャッチャッ」というような左手の伴奏、
あのルートの「ブン」は小指でやる。
一番強く弾かないといけないのに、
小指で力が入らず子どもの頃に苦労した。
エ「そうですね。まだピアノされてるからいいですよ。
薬指と小指は連動するので難しいです。ボクなんかまだバラバラになりません…この二本が…!」と、
エレキ先生は悔しそうに薬指と小指をヒラヒラされていた。
気を取り直してアタマから夜明けを弾く。
イントロから「風がゆるやかに泳いで~♪」とけいすけの声が響く。
どうにかついていく感じで弾く。
ああ、それでも楽しいなぁ。
2番まで弾いて解説。
「風が心を揺らして消えた」の部分。
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こうなっている。
エ「ここはクイです」
私「あ!よくみたらこれはタイですね;」
なんとなくスラーだと思っていた。
エ「直前にコレ(休符)ありますが、ここはオープン(開放弦)があるので、右手でミュートをかけてクイましょう」
オープンなければ左手を離すだけでミュートがかかるが、
開放弦があればしっかり右手でミュートをかけるとのこと。
そして、次のDを思いっきりアタックするのがいい。
ウンウン、竹安バーンと叩いとるわ。
なんか楽しいぞ。
そして問題のここですわ。
「空はいつもー通りー ここにある」の部分。
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出た、C#m7(♭5)。
私「これは?どう抑えたらいいですか?」
エ「階段です」
2弦5フレ小、3弦4フレ中、4弦5フレ薬、5弦4フレ人。
私「…で、これ中の4本だけ弾くんですね;」
エ「そうです。1弦の音を出さないために、人差し指を当てておくのがいいですね」
なるほど。
弦1本でカッティングするときなども、
指の腹を軽く当てておくとよいとのこと。
私「ここだけ、このコードですね」
エ「はい。このm7(♭5)というのは、コード理論の中では7系をすると比較的よく出てくるんですよ。
何にも属さないというか、特殊なので」
私「よく使われるんですか?」
エ「うーん、あまり見たことはないです。基本コードになるのではなく、流れの中で、
…ボーカルを聴いてください。(音階が)降りてきますよね。この過程の中で印象的なコードです」
私「確かに」
エ「普通にm7で弾くとこうなっちゃうんですが」
弾いてくださる。違和感はないが、フラカンらしさもない。
私「ああ、m7(♭5)がいいですね」
エ「ここは、サビでも大サビというか、一番盛り上がるところですね。ここに一つだけこのコードが入ってる」
私「それで印象的になるんですね」
エ「そうです。社長はすごいです」
……エレキ先生、社長を尊敬するあまりグレートが作ったと思ってらっしゃる。
私「…あの、社長ではなく、ここの部分は多分けいすけです」
エ「え!?そうなんですか!」
エレキ先生グレート尊敬しすぎ。
エレキ先生は、けいすけという人もなかなか凄いと思われたようだ。
最後にもう一度通して弾いた。
大サビの部分はまだ練習がいるなぁ。
私「次回は通して弾いてきたらいいですか?」
エ「そうですね。そろそろ次の曲行きましょうか」
私「え!もう!」ってことは夜明けクリアか。
エ「何にしましょう?」
私「やっぱり好きな曲だったので、楽しく練習できた気がします」
エ「フラカン入門からでいいですか?全部好きですか?」
私「はい。好きですが…また音源持ってきます」
エ「そうですね」
フラカンときどき一褒め
けいすけさん
ベースを休んでギターを始めました。
練習曲は「夜明け」です。
ギターの先生が一つだけ入っているC#m7(♭5)を絶賛されていました。
このサビは実は歌うと難しいのだと思います。
通常よりキーを半音下げただけでとても印象的な曲を作ってしまうけいすけさんは、
やはり天才と言わざるを得ません。
先生のところに持って行く音源。
アルバムを持っていくのもいいけど、
フラカン入門に入ってない好きな曲を、
簡単難しいにこだわらず10曲選んで持っていくのはどうだろう?
とか考えたら楽しくなった。
ヌードコアに、ソウルサーフィン、ロッキュンロール、口笛放浪記、空想無宿、赤点ブギ、プラスチック、バーニング、切符、チェスト、ライト、どしゃぶり、素寒貧、寄鷺橋…入りきれん。
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