バレエスタジオ ティアラ

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バレエのドン・キホーテのあらすじPart1

2010-09-22 21:00:00 | バレエのストーリー
昨日動画をお届けした「ドン・キホーテ」
「ドン・キショット」と表記されているのを見たこともありますが
こちらはフランス語の発音のようです。

セルバンテスの小説が元になっていますが
原作のほんの一部分だけがバレエになっていて、
旅館の娘キトリと床屋のバジルの恋物語がメインです。

舞台はスペイン。
中世の騎士物語を読みすぎて
現実と小説の境がちょっとあやしくなってしまった老人男性が、
自らをドン・キホーテと名乗り、
近所のちょっと頭の弱い農夫サンチョ・パンサをお供に
憧れの人(といっても想像でつくりあげた)ドルシネア姫を探す
武者修行の旅にでます。

騎士物語といえば、憧れの姫を命がけでお守りする、
というのが定番だったようで
彼はそれを自分でやろうと思い立ったわけですね。

このあたりのやり取りがまずプロローグとして演じられます。

第1幕、そして旅の途中のバルセロナで出会うのがキトリ。
動画でまずギエムさんが踊っているのがこの1幕のキトリの登場と
広場でキトリが踊っている、という場面。

キトリとバジルは恋仲ではありますが、
バジルはキトリの友人にも色目を使ったり、
キトリもちょっと周囲の男性と仲良くしてみせたり、
恋の駆け引きを楽しんでいるといった風情
まあ、華やかで人気のある二人なんだね~~という感じです。

ところが、キトリの父ロレンツォは、
キトリを金持ち貴族のガマーシュに嫁がせたいので
いっしょに踊らせようとしたりします。

そこへ闘牛士や街の踊り子の踊りが入り、さらに
ドン・キホーテが登場。
彼はキトリこそ、憧れのドルシネア姫だと思い込みます。

みんなが入り乱れて踊りの輪がわけのわからないことになったすきに
キトリとバジルはロレンツォやガマーシュを避けるために逃げだす・・・

第2幕はまた明日!!!









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