時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

子供同士の、相手をコケにするフレーズ考察

2008年11月06日 | 懐かしい系、あれこれ

最近、このブログは旅ネタばかりになっているので、このへんで、少しネタの種類を変えておきます。
では、早速行きます。↓



子供の世界って、実に他愛のないことでケンカしたりするし、相手をコケにする「決まりフレーズ」もあった。

そういうフレーズって、基本形は一緒でも、地方によってハリエーションがあるようだ。
また、そのフレーズの前につくフレーズや、そのフレーズの後に続く決まりフレーズもあったりする。
こういう言葉の、各地域ごとの資料みたいなのがあったら、案外面白いかもね。悪用はいけないけど。


で、例えばどんなのがあったか・・というと・・

●「ぶったらブタによく似てる」
     後に続くフレーズ→ 「100年前からブタだった」
     言い返しフレーズ→ 「そういうお前も よく似てる」
↑これって、「ブタ」ってのは「ぶったら」のダジャレでしかないんだろうね。それにしても、後に続くフレーズが見事で、面白い。センスすら感じる(笑)。地方によって、言い方は変わるのかな。

●「あっかんベェ~」
     シンクロするフレーズ→ 「や~い、や~い」「ここまで おいで~!」
     シンクロする動作  → 片目を指で下げてみせる。
     仲間が付け加える動作→ 尻を相手に向けて、自ら叩く「尻ペンペン」
↑こ、これは一体なんなんだ? 根本的に、お尻を相手にむけて自ら叩く意味が分からん(爆)。

●「ファウルで走る 田舎っぺ」
     後に続くフレーズ→ 「それを言うのは モヤシっ子」
↑草野球で、よくあったフレーズ。ラインぎりぎりでフェアゾーンに入るかもしれない打球を打ったら、普通走るでしょ。田舎の元気な子にくらべ、都会の子の貧弱な体格を「モヤシっ子」と呼んだ。

●「バカ カバ ちん●ん屋」
     後に続くフレーズ→ 「お前の母ちゃん でべそ」
↑このフレーズって、ちん●ん屋さんに失礼すぎるよね。ちん●ん屋っていうのは、日本の立派な「庶民文化」だと思う。私は「ちん●ん屋」さんには敬意すら持っている。それにしても、こんなところで引き合いに出される母ちゃんが、本当にでべそだったら、シャレにならんぞ。
ところで、あのう・・・でべそって、本当にあるの?私は見たことがありましぇん・・。後学のために、一度見せてほしい。

●「言~ってやろ 言ってやろ~」
     前にあるフレーズ→ 「い~けないんだ、いけないんだ」「や~だな やだな~」「あ~らら、こらら~」
     後に続くフレーズ→ 「先生に 言ってやろ~」
↑要するに、先生にチクってしまうぞ・・ということだ。これって、一種の「脅し」?これを言われると、相手の態度が変わった・・かどうかは記憶にない・・。このフレーズは主に女の子が使ってた気がする。先生の力を借りて、相手に優位に立つ方法だった・・ってこと??

●「えんがちょ、き~った」
↑これを言ったあと、右手の親指&人差し指、左手の親指&人差し指でそれぞれワッカをつくり、左右のワッカを連結させ、手錠のようにする。相手が、犬のウ●コなどを踏んだ時などのバッチイ状態にある時に、そのバッチさが自分にふりかからないようにする「魔除け」のような行為だった・・と言えるのだろうか。これを相手にやられると、やられた相手は仲間はずれにされたような気になった。

●「バカが見る~」
     前にあるフレーズ→ 「あ!あれは何だ!」
↑「あ!あれは何だ!?」と言って、ある方向を指差す。それにつられて相手もその方向を見るのだが、あいにくそこには何も無い。要するに、何もないのに、さも「何かがある」かのようにだまされたのだ。で、だまされた相手に向かって「バカが見る」と言って、バカにしたようにこのフレーズを浴びせる・・って図式。これって、けっこう腹がたつんだよねえ。

●「・・・バッカじゃなかろか?」
↑相手が、ふざけたことを言ったり、やったりしてる姿を、冷めた目で観察する。相手のそのふざけた言動が一通り終った後に、無表情にこう言い放つ。これをやられると、相手は惨めさが倍増する。完璧に「軽蔑された」気分になるだろう。

●「知~らないっと」
↑何か共同で悪さをしてて、ひょんなことからそれが取り返しのつかない大事になってしまった時に、仲間うちの誰かがこれを言い出すと、後に続けとばかりにこのフレーズを連発する子がいる。いわゆる責任転嫁でもあり、共同責任を放棄する裏切りの言葉である。

●相手の肩に手を置く
↑これには、決まり言葉は無い。ともかく、後ろを向いてる相手の左右どちらかの肩に、肩を叩くような感じで手を置く。で、置いた瞬間、人差し指を立てておく。いきなり肩を叩かれたように感じた相手が「ん?」と思ってふりむくと、立てた人差し指の先っぽが、ふりむいた相手の頬にあたる・・というわけ。これをやられると、被害者(?)としては脱力し、何もやる気が起きなくなる。
 
色々書いてきたが、他にもあったはず。だが、すぐには思いつかない・・。
また、地方によっては、違う言い方もあっただろうと思う。
きっと、色んなフレーズが日本各地の子供達の間に眠っているのだろう。
もし「他に、こんなフレーズもあったよ」とお思いの貴方、ぜひ教えてほしい(?)。

となると、こういうのを網羅した「子供の常套語・資料集」みたいなものがあったら、・・面白い(???)。←おい。

まあ、あったとしても、それを熟読しても、普段の実生活には何の役にもたたないということは、言うまでもない(笑)。
この記事を読んでくださる貴方の実生活にも、何の役にもたたない・・ということも、言うまでもない。
1つだけ確実に言えるのは・・いい大人になって、こんなことを真剣にはやらないように(爆)。


・・・しかし・・・しょ~もないネタだなあ。


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