時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

嘆きの懐石料理

2014年04月19日 | 

宿にも色々ある。

ということは、宿の食事にも色々ある。

それは食材もさることながら、料理のスタイルにも色々あるということ。

バイキング、鍋料理、懐石料理、その他。

そのスタイルの中で、私は懐石料理というのが、嫌い・・とは言わないが、好みとは言えないかなあ。

苦手という表現がしっくりくるかも。

 

懐石料理というのは、1品ずつ順番に出てくる。

私は、宿の料理には一度に何種類もテーブルの上にあってほしい。

そして、自分の気の向くままに、数あるおかずを同時進行で、あれこれつまみたい。

食べる順番は、自分で決めたい。例え邪道な順番であっても(笑)。

 

懐石料理の宿には何度か泊まったことがある。

たいがいご飯は最後の方でやっとでてきた。

だが、ご飯が出てくる前に川魚などの総菜が出てきた時、その川魚をおかずにしてご飯を食べたいと思った。

肉もそう。

一通りそういうメイン系の総菜が出て、それを食べ終わった頃のタイミングで、漬物とご飯が出てきた。

そして、最後は漬物をおかずにしてご飯を食べるしかなかった時は、なんかわびしくなったりした。

せっかくさっき美味しいメイン料理があったのに・・・などと思ったりもした。

なので、今では、宿に行って、食事が懐石料理の場合は、ご飯をすぐに出してくれるように頼むことにしている。

というか、宿の予約をする時に、その宿が懐石料理の宿なのかどうかを確認しておけばいいのだろうね。

で、もしも懐石料理の宿であったとしても、ご飯をすぐに出すようにしてもらえばいいのだ。

 

でも、やはり、一品づつ惣菜が出てくるよりも、一気に何種類もの惣菜がテーブルの上に並んでいるほうが、日常の食事とは一味違う「豪華感」も感じるし、だいいち「見た目」的にも楽しい。

多少冷めてもいいから、いっぺんに出してほしいかも。

何種類ものおかずがテーブルに一気に並んでいて、更に出来上がったばかりの総菜がホットな状態で追加される・・というパターンは大好き。

割と天ぷら系の料理が、そうなる場合が多いね。

 

そういう意味では、やはり私は、懐石料理じゃない宿の方が・・・好きかなあ。

 

懐石料理が苦手だなんて・・きっと私は無粋なのだろうなあ。

おかげで、懐石料理の食事処には、昼飯や夕飯などで、私は自分の意思で入ったことがない。 

懐石料理の店はたいがい高級店。なので、私の無粋さは財布にとってはとっても優しいのだ(笑)。

 

 

 


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