
最近は、東京都心にある温泉が本やテレビなどで取りあげられることは多い。
東京といっても、狭いようで実は案外横に長く、思ったよりも広い。東京の西部方面には奥多摩などがあり、そのエリアでは普通に温泉宿などもあったりする。
だが私がこの日記で書く東京の温泉とは、23区内にある温泉だ。
調べてもらえればおわかりいただけるかとは思うが、実は東京23区内にも、温泉はそこそこある。
私にとっては、少し足を延ばせば行ける場所に温泉があったりもする。
私がこれまでに行ったことがある東京23区内の温泉は、せいぜい大江戸温泉物語ぐらい。
その他の都心温泉には行ったことがない。
いつでも行ける・・と思うと、案外行かないもので。
考えてみれば、温泉好きで、地方の温泉に旅行していた割には、おひざ元である都心温泉にほとんど行っていない・・というのは、温泉好き失格なのかもしれない。
どうも、温泉というものは、東京から電車などで地方に出向き、そこで例えば鄙びた温泉宿に泊るのが私の「温泉イメージ」だった。
なので、都心の温泉というと、心の中で、どうも「調子が狂ってしまう」ような感覚がある。
温泉好きなら、地方に行くよりも、都心の温泉にまず飛びついてもよさそうなものなのに(笑)。
都心の温泉は、どちらかというと、銭湯の延長線上にある・・そんな感じか。
昔なら銭湯にいくようなつもりで行ける場所か。
最近は、昔ながらの銭湯は数が激減しているが、公衆浴場としては温泉はしっかり営業している。
昔ながらの銭湯には、独自の魅力があるとは思うが、銭湯単独で営業していくのは、今のご時世では難しいのだろう。
なにかしら、公衆浴場に、集客的にはプラスの付加価値を加えないと。
で、「温泉」というのは、プラスアルファになりうるということなのだろう。
大江戸温泉物語では、温泉のほかにも、様々な工夫が取り入れられていた。
たとえば、館内に、江戸の街を再現したような施設があったり。
こうなると、一種の観光地代わりにもなりえる感じだ。ちょっとしたテーマパークで。
とりあえず、せっかく少し足を延ばせば行ける温泉が都心にはあるのだから、もっと積極的に行ってみる価値はあるかなと思っている。
都心の温泉なら行くのに時間はかからないしね。
少なくても地方に行くよりは。
ところで・・
以前「大江戸温泉物語」に行った時のことだが、私は昼間に行った。
楽しかった。
でも、帰宅して、少し考えてしまうことがあった。
私は自宅では夜に風呂に入るのだが、昼間「大江戸温泉物語」に入った日の夜、帰宅して自宅で夜風呂に入るかどうか・・ということだった。
自分の生活サイクルとしては、夜は風呂に入ってから寝たいというのがある。
そういう生活習慣になっているのだ。
だが、昼間たっぷり「大江戸温泉物語」に入った日は、夜の風呂は・・・どうするべきか。
けっこう考えてしまった(笑)。
結局その日はどうしたかというと・・
私の選択肢は、・・
やはり夜には自宅風呂に入ってしまった。
どうも、自分の生活サイクルを崩す気になれなかったのだ(笑)。
とはいえ、ザブンと浴槽に浸かるだけにしたが。
都心に住んでる人で、昼間「都心の温泉」に入った方は、夜帰宅してからはどうしているのだろう。
昼間入浴してるから、夜はいいや・・・・そういう選択肢なのだろうか。
夏なんて、昼間都心の温泉に出かけて温泉に入っても、帰宅する頃には、また汗をかいてしまっているはず。
そうなると・・
う~ん、やはり、寝る前には汗を流したい。もう一度。
となると、昼間都心の温泉に入りにいくのは、入浴というより、一種のレジャーでもあり、お手軽な日帰り旅行の一種感覚なのかもしれない。
なお、写真はこの文中の温泉とは関係ありません。
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