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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

埋もれた自作曲の蔵出しシリーズ 14

2017年02月04日 | 音楽活動

 

先日、いつもとはイレギュラーな日に、「埋もれた自作曲の蔵出し」をやってきた。

この自己満足企画、もうこれで14回目にもなる。

いやあ、よくもまあ続くものだ(笑)。

しかも、ネタにはまだまだ全然困らない・・という始末。

 

前回の「13回目」までで、この企画で蔵出しした曲の総計は45曲だった。

今回蔵出しした曲は計5曲。

通常は3曲ぐらいづつ披露してきた(前回は2部構成になったので計7曲だったが)のだが、今回は一気に5曲やり、キリのいい50曲に到達させた。

 

初期のこの企画では、「昔弾き語りなどで歌ったこともあるものの、現状では埋もれていた曲」・・そんな曲なども混ぜていた。また、この企画でお試しで蔵出しして、その後ユニットに持ちこんだ曲などもある。

最近のこの企画では、「今まで家以外で一度も歌ったことのない自作曲」が選曲の中心になっているが、厳密には中には例外曲もあったということになる。

 

だが、この「蔵出し企画」という名目で歌うようになる以前にも、昔通っていた店で「埋もれた自作曲」「家以外では一度も歌ったことのない自作曲」をたまに披露していたこともあった。しかもそこそこの曲数があった。

それらの曲はこの「埋もれた自作曲の蔵出しシリーズ」ではカウントしていない。

なので、事実上は、埋もれた自作曲の蔵出しをした曲数は、とうに50は超えている。

 

ただ、とりあえず、「埋もれた自作曲の蔵出しシリーズ」という名目で歌い始めてからは、今回で50曲になった・・・ということで。

 

今回蔵出しした「埋もれた自作曲」は、以下の通り。

 

1、やってられないぜ(仮題)  作詞・作曲 だんぞう

 

2、いつでも Love you 作詞・作曲 だんぞう

 

3、仮面の瞳      作詞・作曲 だんぞう

 

4、嘆きの低速道路   作詞・作曲 だんぞう

 

5、ツルリとヘコんだ妙な虫 作詞・作曲 だんぞう

 

 

1曲目の「やってられないぜ(仮題)」は、アコギユニット「時代屋」を始めてから作った曲だったが、案外エレキバンドでやることも想定して作った曲だった。

いつかユニットに持ち込もうとも思ったが、結局保留のまま、年月が長く過ぎている。

結局、ユニットにはこのまま持ち込まないままで終わる可能性も高い。サビ以外の歌詞が抽象的すぎるからかもしれない。

タイトルもまだ仮題のままだ。

 

 

2曲目の「いつでもLove you」は20代のポップスバンド時代に作った曲で、完全にバンド向けに作った曲だった。割と気に入ってた曲なのだが、バンドには結局「持ち込みそびれた」曲。他の曲で手いっぱいで、この曲をバンドに新たに持ち込む余裕がなかったのだった。

ポップスバンド時代に作った曲だったので、分かりやすくポップな仕上がり。特にサビなどは、けっこう覚えやすい出来になっている。今の私では、作りそうもない曲調かもしれない。

別れた恋人と、偶然再会してしまった男性の心境を歌にしたもの。

 

 

3曲目の「仮面の瞳」は30代に作った曲。30代の頃に組んでたロックバンドが活動休止したすぐ後に出来あがった曲。その名残なのか、エレキバンドを想定した曲になっている。とはいえ、メロディ自体はポップス系なので、20代の頃のポップスバンドに持ち込んでも違和感はなかっただろうし、30代の頃のロックバンドに持ち込んでも大丈夫だったとは思う。

なんにせよ、バンド活動に一歩間に合わなかった可哀そうな曲ではある。

タイトルの響きだけから言うと、アニメや特撮ヒーローの歌っぽい雰囲気があるが、「前向き」という口癖の呪縛にあっている女性の言動の「仮面」の下に透けて見えるものを歌にしたもの。ただ、攻撃したり批判したりする歌ではなく、むしろその逆ではある。

 

 

4曲目の「嘆きの低速道路」は・・・メロディ自体は大学時代に作ったものだったと思う。もろにロックンロールな曲調。

当初は全然違う歌詞で、「ジャングル・シティー・ボーイ」というタイトルだった。カタログ雑誌のマニュアル通りに恋をする、ちょっと軽薄な男の子のことを、斜に構えた視線で歌にしたものだった。

だが、その後、歌詞を全面的に書き直し、高速道路で渋滞に巻き込まれたドライバーのぼやきを歌にしたものに変えた。

高速道路で渋滞に巻き込まれた時の心境、身につまされるものがあったから・・。

 

 

そして、5曲目、「ツルリとヘコんだ妙な虫」。これ、はっきり言って、超駄作(笑)。それは自分でも自覚している。

作詞ノートを何気に開いたら、この歌詞が出てきたので、歌っただけ。

「蔵出しシリーズ」の区切りの良い50曲目に、こんな駄作を持ちだすなんて、私もどうかしている・・・。

コミカルではあるが、かなり皮肉な歌。メッセージ感だけはあるものの、メロディはつまらないわ、共感をもたれにくい歌詞だわ、便所虫を想像してしまうような汚らしい歌だわ・・で。最低最悪な歌。

まあ、この曲を歌うのは、最初で最後だろうと思ったから歌った・・・ということかなあ。

まあ、二度とこの歌を歌うことはないと思う。

たまに、こんな妙な歌を作ってしまう面が私にはある・・・と思うと、なにやら自己嫌悪(笑)。

 

 

さて・・

なんだかんだで、この「埋もれた自作曲の蔵出しシリーズ」で蔵出しした「埋もれ曲」は50曲になった。

なにやらひとつの区切りに到達した感もある。

歌ってて、「あ、この曲は、作ったのは古いけど、今後も歌おうかな」と思った曲もいくつかあった。

「そういえば、こんな歌も作ったんだなあ」などと「思いだした」曲もあるし、「さすがに、これはダメでしょ」という曲も。

「これは少し手直しすれば、使えるかもしれない」と思った曲もあった。

中には、このシリーズで歌った曲の中から、今のユニットの正式レパートリーに格上げした曲もあった。

 

今後もこのシリーズを続行するのか、もうやめるのか。

それは、まだわからない。

・・・と言いつつも、続けそうな気もしているし、今後は「埋もれ曲」とそうじゃない曲を織り交ぜて歌うことにするかもしれないし、あるいはもう「埋もれ曲」はやめるのかもしれない。そのへん、気分次第かも。

 

もしも、このブログを読んでくださってる方の中で、どなたかが私のこの企画に偶然遭遇することになった場合、その時はよろしくお願いします。←何を「よろしく」なのでしょう?(笑)。

 

 


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