
コロナの蔓延で、個人が出来るコロナ対策のひとつとして、「手洗い」がある。
コロナが猛威をふるう中、こまめな手洗いをしている人は多いだろうと思う。
私もけっこう手洗いをしている。そのたびにちゃんと石鹸をつけて。
だが、石鹸での手洗いの回数が多いものだから、手が荒れてきている。
特に指などは念入りに洗うものだから、指の皮膚がカサカサになっていることが最近は多い。
そういう人、けっこう多いのではないか。
夜寝る前には、ハンドクリームを念入りに塗っている。
ハンドクリームを塗らずに放置していると、指の皮膚がアカギレして、痛くなってくる。
時には、何かで皮膚を切ったかのようになっていることもある。
ほんと、コロナにはあれこれ迷惑をかけられているが、これなども確実にコロナにかけられている迷惑のひとつだと思う。
コロナを考えると、なるべくこまめに手は洗いたい。
でも、その反面、手がカサカサになっていることを考えると、なるべく石鹸での手洗いの回数は減らしたい思いもある。
手が荒れない石鹸なんてないのかな・・。
現在、石鹸でのこまめな手洗いをする回数が増え、手が荒れる人が多いせいか、ハンドクリームなどはよく売れているという。
そういう意味では、コロナも部分的には経済効果をあげている分野もあるということか。
ネットショッピング、デリバリー関係、カップ麺、レトルト食品なども。
人と接せずに個人単位で楽しんだり味わったり、買い置きしたりできるものは、多少なりとも経済効果はあるのかもしれない。
でも、経済効果としては、どうしても限られた分野だけに思えてしまうのは・・やはり仕方ないね。実感として。
そういや、先日歯医者に行った時、相当念入りにコロナ対策がなされていた。
そりゃそうだよね。歯医者といえば、特に口からの飛沫の直面しやすい職場だと思うから。
受け付けの際にまず検温はもちろん。
治療室に入る時には、ドアの前の床にぬれた絨毯と乾いた絨毯が置いてあり、まずは濡れた絨毯みたいなもので靴の底を浸し、次に浸した靴を隣の乾いた絨毯で拭き。
さらに診察台に座った段階でも、治療ギリギリまではマスク着用。
その後、口の中を洗浄するような液体を口にいれ、その状態で30秒ほど待つ。
30秒の経過を助手が告げたら、口の中の洗浄薬をうがい器に吐き出す。
さらに、目も鼻もガーゼみたいなもので覆われ、口だけが出てる状態で、やっと治療が始まる。
治療室から出る時には再び濡れた絨毯に靴を浸し、その後その靴を隣の乾いた絨毯みたいなもので水きりして拭いて待合室に戻り。
そして、受付の女性に治療代を払うのだが、その際にその女性の手が見えた。その手は、かなりカサカサになっているのがわかった。かわいそうなぐらい。
一日で相当な回数、手を洗っているのだろう。
コロナ禍の中、特に歯医者はリスキーな職場なので、徹底したコロナ対策は仕方ないといえば仕方ない。
でも、・・・コロナ禍の中、歯医者も大変なんだなあ・・・と改めて実感した。
なんといっても、治療する場所が「口」だものなあ。普段マスクで隠してる部分、そのものだもの。
そういえば・・・世の中には「ひきこもり」と呼ばれる人たちもいるが、ひきこもりの人にはコロナはさほど関係ないかもしれない。
コロナに関係なくステイホームしてるわけだから、コロナでステイホームが推奨されても、普段出歩いてる人たちに比べたら、さほど苦ではないのかもしれない。
もともと天然のコロナ対策ができてることになるから。
ということは、コロナの時は、ひきこもりの人にはチャンスにだってなるのかもしれない。
家にこもって、何かやりたいことや、やれることがあるなら、それを突きつめればいいのではないか。
コロナがなかった頃には、家にひきこもっていると誰かから何か言われることがあったかもしれないが、コロナでステイホームが推奨されてるのなら、家にいる大義名分もたつ。
だとしたら、チャンスを活かしてほしい。
ふと、そんなことも考えてみた。
・・・とまあ、あれこれ書いてきたが、会社で仕事をしていて困るのは、ひと仕事終えて手を石鹸で洗った直後に、作業後にまた手を笑わなければならないような仕事が急に入った時。
その場合、その作業後に再び石鹸で手洗いすることになるから。
まるで連続での「石鹸手洗い」をするような状況に・・。
こんな時、なぜか損したような気分になる(笑)。
こんなことなら、さっき洗わなきゃよかった・・・と思って。
なお、写真はこの記事とは関係ありません。
あくまでも、手を洗うイメージです。
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