単に「ついてなかった」じゃ済まされない問題

先日、日帰りで遠出する用事があり、ある駅で別の電車に乗り換えた。
だが、発車時間が来ても全然動かなかった。

あれ？どうしたんだろう。何かトラブルでもあったのかな？と思って、電車内で待ってたら、車内と駅のホームでアナウンスがあった。

どうやらやはり何かの故障があったらしく、復旧作業にとりかかってはいたようだが、復旧のメドは全くたたない・・とのことだった。
それでもしばらくは大人しく待ち続けたのだが、そうこうしてるうちに、私の周りにいた人たちは、1人また1人と居なくなっていった。
振替輸送にでも切り替えるためだったろう。
当初は多くの人が、少し待って様子をみようとしてたのだろうが、復旧のメドが全くたたないのでは、待ってても虚しいだけ。

やがては、私の周りにいた人は皆いなくなり、残ったのは私と私の隣にいた人の2人だけになった。

このままいても埒が明かない。

私はその日の予定は諦めた。
別の日にすることにして、とりあえず帰宅することにした。

私の隣にいた人は、その後どうしたのだろう。
それは少し気になった。延々と何時間も待ち続けたのだろうか。
私もそれなりに粘ったが、その人より早くギブアップしてしまったから。


こういう場合、待つか諦めるかの判断は微妙なのだ。

少し待てば復旧する場合もあるし、一方復旧までに何時間もかかる場合もある。

何時間もかかるかと思って諦めて振替に切り替えたら、思ったよりも早く復旧する場合もあり、そんな時は凄く損したような気分になる。
待ってた方が早かっただろうから。
実際そんな経験もあったので、とりあえずは「待って様子をみる」という選択肢をとる人は多いと思う。
私もそんな選択肢をとろうとすることは多い。

だが、すぐには復旧せずに、復旧に本当に何時間もかかってしまうこともあり、そんな時は、早めに諦めて、振替手段に切り替えておけばよかった・・と後悔することもある。


ホント、諦めるか、粘るかの判断は難しい・・・。


とりあえずその日の予定は、別の日に切り替えても大丈夫な予定だったからよかったようなものの、別の日に切り替えられない予定が入ってた場合は困るよねえ。

たとえば、面接とか試験日とか、商談とか、旅行の初日だったりとか。

特に面接や試験日や商談などの予定が入ってた場合、へたしたらその人のその後の人生に影響する場合もあるから。


そうなると、単に「ついてなかった」じゃ片付けられない出来事になる。



なお、写真は、本来その日に行こうとしていた目的地近辺の写真。

結局、別の日に行くことになった。