時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

恐怖の、その時

2025年02月28日 | 日々の、あれこれ

乗ってる船が沈没するとして。海と湖とどちらがマシだろう。

 

そんなとりとめもないことを考えたことがある。



船に乗ってる場合、何かのトラブルでそうなる可能性はゼロではないのだから。

 

 

船の上にいると、「板の下は地獄」と言われるのが実感できることがある。

 

その船が小さい船だったりすると特に。

 

大きな船・・例えばフェリーのような大型船にいると実感しにくかったりするが、手漕ぎ船のような小さな船に乗ってると、板の下は地獄であることは実感する。

 

この場合「板」とは、もちろん船底のこと。

 

まあ、船底が必ずしも木であるとは限らないが、あくまで表現という意味ではわかってもらえるだろう。

 

なにせ船の船底の下は海だったり湖だったり、川だったりする。

 

海や湖や川の底は、とても人間の足が立つ深さではないことが大半。

 

水中では足が立たないと、泳げない限り呼吸ができない。仮に泳げても波が荒かったり、岸まで遠すぎたりすると力尽きる。また、水中にはどんな生物がいるかもわからない。その生物に魘われる可能性たってある。

 

また、水中がどんな地形になってるかもわからない。

 

そういう意味では地獄と言えるのだろう。ましてやいきなり水中に投げ出された場合には、平常心ではいられない。

 

 

 

ここでこの記事の冒頭のテーマに戻ってみる。

 

船が浮かんでいるのは、前述の通り海や湖や川。まあ、池の可能性もあるけど。

 

もし自分が乗ってる船が何かのアクシデントで沈んでしまう場合、その船が浮かんでいるのはどこが1番怖いか。川だと、たとえその川が一級河川だったとしても、岸は見える。もっとも川の流れに流されるリスクはあるが、それは海だっておなじ。海には海流があるしね。

 

 

 

湖にしても、岸は見えるだろう。少なくても海よりはその可能性が高い。遠泳が出来れば、とりあえず見えてる岸までたどり着ければ助かる可能性がある。

 

だが、湖というのは、神秘的な雰囲気がある分だけ、なんとも言えぬ怖さがある。個人的には田沢湖や十和田湖などは、いきなり暗くて深い感じはある。

 

 

 

だがそれとて、やはり海には敵わない。海だと、岸が見えない可能性がある。深さも見当がつかない。

 

海水の色にしても、透明な海もあれば、水中の様子が見えない場合もある。後者の場合に水中に放り出されると恐怖だろう。

 

また、川に流れがあるように海にも潮の流れがある。

 

水中にいる生物の種類だって、川や湖より多い。

 

 

 

やはり、乗ってる船が沒む場合、海が1番怖い。

 

もちろん、どれも怖いけどね。

 

 

 

 

 

海とは違った怖さがあるのが、案外「沼」。

 

沼によっては、藻がからんだり、底が浅そうに見えても泥だった場合、泳ぐことができない場合があること。

 

その場合、例え岸が見えてても、身動きがとれない。これは怖い。海とは別の絶望的な状況だ。

 

 




まあ何にせよ、乗ってる船などが沈まないことが1番なんだけどね。


自分が乗ってる船が沈みかけてる時の恐怖の状況、察して余りある。
数年前の知床での観光船の沈没、古くはタイタニック号、その他沈没事故は多数ある。

今回のようなネタを書いてると、海難事故で亡くなられた人を、心から気の毒に思ってしまう。
あらためて。



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