空と無と仮と

イランVSアメリカ 最小リスクと最大効果

全面戦争だ!

第三次世界大戦だ!

と、マスメディアあたりではいろいろ騒がれておりますが、

どうでしょう…ホントに戦争になるんですかね?


軍事オタク・ミリタリーオタクの自分からすれば、

ま、戦争の可能性がなくもないけど、

限りなく低いと思います。


なぜかというと、

9.11とは違い自国民と自国の領土が攻撃されていないのですから、

国内世論もあまり戦争という方向へ傾かないのではないかと思います。


そして、

最も重要なキーワードはピンポイント攻撃だということ。


一昔前までのピンポイントといえば、

施設といった大きな目標しかできませんでした。

しかし、2020年になって、

そのピンポイントが人間という小さな目標にまで絞ることが可能となり、

警戒が厳重であるはずの司令官まで捕捉することができたということ。

こういったドローンという軍事技術というか、

科学技術の発達によって、

司令官という個人までもピンポイント確実に狙えるといった、

戦争の基本中の基本であるアウトレンジの最大活用を、

行使することが可能だというアメリカのメッセージ・・・

ということではないでしょうか。


組織の頭脳を破壊されたら、

末端に行けば行くほど混乱や混沌が生まれることは、

軍隊に限らず一般的な会社組織でも同じことでしょう。

つまりアメリカは、

正に最小のリスクで最大の効果を発揮したのだと思いますよ。

いや、むしろそれが可能であるという姿勢を、

それができないイランに見せつけたともいえるのではないでしょうか。


世界一の軍事大国であるアメリカですが、

こういったことは常に合理的なんですよね。


でもでも国家間はもちろんのこと、

宗教・経済が陰に陽に絡むとややこしい国際情勢は、

ハッキリ言って予測不能な部分もありますから、

戦争は100%ないなんて言えないことも確かですね。

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