この季節がやってきました💖
お猫様が暖を求めて、まったりストーブの前でお眠りあそばす季節が、、、💖
かわゆい💖💖
癒やされる💖💖
さて、本日はお猫様の様子とは違う癒やされない家族話です。
ちょっといつもより長文です💦
先日、実家に一日帰ってきました。
母や兄に会いたいのはもちろん、
今年のはじめ、子宮がんになってしまった姉に一目会いたかったから、、、
今は自宅療養中なので、玄関先でほんの数分、会話少なめで姉に会った。
私がコロナに感染していないとはいいきれないので、細心の注意をはらった。
抗がん剤治療のため、髪の毛眉毛がなくなってしまってた姉。
でも、笑顔がいつもの姉だった。
大丈夫、姉ちゃんは絶対大丈夫!
そんな思いを強くして、姉とは別れた。
そして、実家へ、、
もう80代後半の母、、
とくに体が悪いところはないようだけど、常にここが痛い、苦しい、と同居の兄にぼやいているらしい。
仕方ない、、
どこかしら体が不調なのは、私にも理解できるし、私の不調などと比べものにならないくらいであろうことも、、
しかし、、
介護してる兄の方が、もう耐えられないと不満をもらすようになった。
我慢強く、言葉少ない兄が私に語気を荒げて話すことなど今までなかった。
兄が耐えられない母の言葉。
「早く死にたい」
この言葉、、
年をとったら、つい言ってしまうのかもしれない。
私も時々、長生きなんかしたくない、とか口走る。
母もきっと心からそう思ってるわけではなく、もう口癖になってるようだ。
私が家にいた数時間で、何度この言葉を発したか、、、
そして、
他人と比べて、自分を嘆く。
Aさんは90才なのに、私より元気だ。
Bさんは私より年金も多くて幸せそうだ。
昔の自分とも比べて嘆く。
昔は私は綺麗好きで毎日そうじしてた、今はできない。
料理もいつも作っていた、こんな美味しくない惣菜など食べたこともない、と兄が買ってきた惣菜に文句をつける。
数時間しかいない私は、ウンウンと母のことを聞いてあげるだけに徹しようと決めていた。
しかし、、、
ブチッときれてしまった。
母の、、
「私は幸せじゃない、、」という言葉に、、
一生懸命介護してる兄の前で、、
ほんのわずかな時間しかいない娘の前で、、、
もう私の感情が暴走してしまう。
長年抑えていたドロリとした感情が吹き上がる。
母はとある宗教をずっとやっている。
この宗教でしか幸せになれない、と子供たちにも強要していた。
幼い頃は母の言うとおりに、祈りやら集会やら、素直に従っていたけど、、、
大人になるにつれ、私たちは唯一無二の教え、というこの宗教じたいに大いに疑問を感じ、離れていった。
母はこの宗教を信じない私たちが、いつか不幸になる、と本人はまったく気づかないであろう脅しを繰り返した。
だんだんと私たちはうまく母をかわす術を身に着けたので、大きな問題はおこらなかったけど、、
母の、家族より信仰が大事という生き方に、父をはじめ家族が苦しんだのは間違いなかった。
そんな思いがあふれ出し
私は母に叫んだ。
「母さん!なんのための信仰だったの!この宗教をやれば必ず幸せになれる!て私たちに言ったよね。
今、母さん、幸せじゃない、ていったよね。
私や兄ちゃんがこんなに母さんを心配しても、お父さんが残してくれたお金や年金があっても、
そして毎日毎日祈ってても、幸せじゃないんだよね。
だったら、母さんのやってきた宗教なんて、嘘っぱちじゃない!」
あーー、言ってしまった。
こんな年老いた母を追い詰めるようなことを、、、
母はポロポロ泣き始めた。
「死にたい、くらい言わせてくれよ。言わなかったらストレスたまって死にそうなんだよ」
なんだよ、やっぱ死にたくないんかい!と心の中で突っ込みながら、、
「わかる、わかるよ母さん。
でも、母さんの言葉を聞いて、兄ちゃんも凄いストレスなんだよ
頼むから、少しはその言葉、言わないように頑張ってみて」
「、、、わかったよ、、」
ものすごい不満そうに母は呟いた。
駅まで兄に送ってもらうため車に乗ろうとすると、は母は、、
「密になるから、アンタは後ろの席に乗りなさい」
コロナに関しては、実にしっかりしている(苦笑)
母に声を荒げた直後は、
もう母には会わないようにしよう、と誓いながら
新幹線の中では、もう母が心配になる。
家族って、、、、
めんどくさいな、、
でも、このめんどくささは、きっと手放すことはないんだろうな、、
あ〜、めんどくさい(笑)