Bar タビビトノキ

熊本市下通りアーケード内、三国屋さんの地下で営業しております

なぜスタンダードカクテルは長い間飲み続けられているのか?

2013-08-26 20:50:03 | 日記
今日は福岡で行われたカクテルセミナーに参加して参りました。
本日のテーマは<スタンダードカクテルを再考しよう>ということで、東京・神楽坂のサンルーカル・バー 新橋氏をお招きし、微妙にレシピの違ったスタンダードカクテルを数種類テイスティングしながら、ベースの活かし方、甘みと酸味の活かし方、全体のバランス等、飲み比べて考えていくという内容でした。

最初に新橋氏がお話された内容が、
ミスターマティーニと呼ばれた故・今井清氏の言葉で、
「レシピには4種類ある。1つはいわゆるカクテルブックなどに載ってるレシピ、もう1つは時代背景・流行の味わいを加味したレシピ。そしてお店のレシピ、それからお客様のお好みに合わせたレシピです」ということを教えて頂き、セミナーはスタートしました。

今回のテーマカクテルは3種類、ギムレット・サイドカー・アレキサンダーでした。

自分の店でお出ししているカクテルは、当たり前の事ですが現状自分が「おいしい」と感じる作り方・配合に、お客様のお好みを加えて作っていくというやり方なのですが、今回のセミナーテーマ「再考する」にもある通り、あらゆる角度からの実験というか、見つめ直す作業は、今後のカクテルメイキングにおいて非常に勉強になりました。

野球のピッチャーに例えると、よりコントロールの正確さを身につけ、お客様の構えたミットのど真ん中に、ズバッとキレのある活きたボールが投げられる、そんなピッチャーになりたいと思います。

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