アルビレックス新潟のパートナー株価 全銘柄で断トツの値上がり

みなさん御存知のように、COVID-19の治療薬候補として大きな期待が掛かっている「アビガン」。
アビガンの治験と製造は富士フィルム富山化学が行っていますが、そのアビガンの原料「マロン酸ジエチル」を国内で供給できる工場は唯一、新潟県糸魚川市にあるデンカ株式会社の青海工場。
デンカがマロン酸ジエチルの生産を5月からスタートさせると発表したのが4月2日。

すると翌3日、東京株式市場に上場している全銘柄の中で、デンカ社の株価が群を抜いて高騰しました。

4月3日の日経平均株価は前日比1円47銭高。
デンカは500円高。
値上がり率は実に24％。

世界中の株価が長期下落傾向にある最中、こうも買われるとは！　
生き馬の目を抜く投資の世界。
1円でも、1ドルでも利益を出そうと死に物狂いの投資家がデンカに注目したが故の「瞬間風速」の結果ですが、とはいえ、こんなにも急騰するのは期待の表れです。

肝心なのは、果たして本当にアビガンがCOVID-19に効果があるか否かですが、効き目があると立証されたときには、更に株価が上昇するでしょう。
世界経済を助けるためにも、ぜひそうなってほしいものです。