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坂井大将 この時期に大分トリニータともガイナーレ鳥取とも契約満了

2021年01月17日 06時00分00秒 | 明治安田Jリーグ 天皇杯
みなさん御存知だと思います、坂井大将が大分トリニータから契約を打ち切られました
1月15日という時期なのに。
イナーレ鳥取も彼との期限付き移籍が満了したことを公に。
「契約満了」という穏やかな言い回しより、「契約打ち切り」という酷なそれが相応しい印象を受けます。

大分はその育成チームで数多の優秀な選手を育て、自チーム・他チームに輩出してきました。
西川周作、梅崎司、清武弘嗣、東慶悟などなど。
坂井は歴代アカデミー選手の中でも、エリート中のエリートと期待され、大分を応援している人たちの希望でした。
年代別日本代表の常連で、且つキャプテンを任され、2014FIFAワールドカップブラジルのトレーニングパートナーとして白羽の矢が立つほど。

アルビレックス新潟に期限付き移籍させるとの発表を見たときは、今だから書きますが、大分の方針にトチ狂っていると感じました。
ベルギーから戻して、なぜ手元で鍛えないのか?と。
なんだってJ2に降格したばかりの新潟に預けるんだ?と。

結局、鈴木政一監督の眼鏡に叶わず、大して新潟で結果を残せず、大分に復帰。
古巣なら、本来の力を発揮するだろうと見ていたら、ちっとも試合に使われず、半年後にはザスパクサツ群馬に期限付き移籍。
でも群馬でも結果は出せず、2020季はガイナーレ鳥取に期限付き移籍。

それがしは、一般のサッカー好きよりは遥かにユース年代に強い関心を抱いていると自負しています。
それはアルビレックス新潟に限らず、です。
故に坂井大将のことは新潟移籍よりもずっと前から気にかけていたし、よそ様の選手だけど大成してほしいと願っていました。
だから弊ウェブログで過去数度にわたって、大将が結果を残せていない事実を嘆き、ちょっとでも結果を出せば話題にしていたのです。

2020明治安田生命J3リーグでは、センターバックまたはボランチではなく、FWに抜擢。
高木理己監督の配置転換策は的中し、第8節までに5得点を記録。
が、そっかからはゴールネットを揺らせなくなり、後半戦は先発落ちが重なり。

大分が彼に見切りをつけたのは、いや、そうせざるを得なくなったのが強く哀しい。
後出しじゃんけんの書き込みですが、J3クラブに期限付き移籍させた時点で、大分は契約満了を念頭に置いているんじゃないかと感じてはいましたがね。

前にも指摘しましたが、坂井大将は単に早熟だったのか?
ユース年代では名を馳せ、世代別代表に選ばれて、嘱望された若者が、期待されたほど活躍できずに引退していく例は数多あります。
でも坂井ほどの選手がねえ。
怠けていたわけでも、才能が急に枯渇したわけでもなかろうに。

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