追記:練習参加して、ひょっとしたら入団があるかも―というニュースを知って、1週間前に下書き保存していました、このエントリー。
お蔵入りにならなくて良かった。
海本慶治・幸治郎兄弟以来かあ。
海本ブラザーズが揃って新潟に在籍した期間は短かった上、2人揃ってピッチに立った試合数も僅かだった。
この兄弟には末永くアルビに在籍してもらい、2人同時の試合出場が数多くなることを願います。
緑色のユニフォーム―帝京長岡高校サッカー部のそれ―を着ている背番号9番、その背中からがっしり体格が窺い知れます。
体幹、インナーマッスルがかなり鍛えられている印象を受けます。
正面を向いている緑色のユニフォーム9番こそ、酒井宣福君。
兄貴が「ごうとく」と音読みだから、弟御も音読みで「ぜんぷく」とでも発音するのかと当初思ったら、「のりよし」という読み方。
左の赤色ユニフォーム北越高校サッカー部員君と比較して、がっちりとした肉体、厚い胸板を誇っているのが御理解り頂けると思います。
この写真を撮影した時点での、北信越プリンスリーグ発表の公式プロフィールでは、178㎝・73㎏。
“この数字、わざと低く申告しているんじゃねーのか?”
“或いは、申告した時よりも、更に大きくなったとか?”
と訝しがるくらい、宣福君のガタイの逞しさに目を奪われた次第。
さて弊ブログでは、5月12日付で、酒井宣福君について、かような記事を書いてアップしています。
同月15日の[アルビレックス新潟×モンテディオ山形]の後座試合で、北信越プリンスリーグ[アルビレックス新潟ユース×帝京長岡高校]が行なわれるに当たって、誘客意図を持って執筆した記事です。
<帝京長岡高校サッカー部でキャプテンマークを巻き、背番号9を付けている選手に、5月15日のプリンスリーグでは是非、注目して欲しいと思います。
彼の名前は、酒井宣福君。
下の名前は、「のりよし」と読みます。
アルビレックス新潟の背番号24、酒井高徳の実弟です。
勘違いして頂きたくないのですが、アルビ選手の肉親だから着目して欲しい、というわけじゃありません。
まあ、ちょっとはありますよ、そういう気持ち。
なにせ、アルビレックスの現役プレイヤーの弟さんが出場するんですから。
でも宣福君が高徳の弟でなかったとしても、“帝京長岡の9番に注目を”と主張します。
何故ならば、純粋に彼はそれだけの価値のあるプレイヤーだから。
先月、プリンスリーグ第1節[帝京長岡高校×北越高校]を観戦しました。
宣福君のプレーを観るのは、このときが初めて。
北越にはアルビジュニアユース出身の選手もいるし、帝京長岡には長岡ジュニアユースFCで薫陶を受けた子もいるし、両校の指導者は優秀ですから、どちらも技術の高い選手が揃っています。
そんな中にあって、特に唸らされたのが、酒井宣福君でした。
彼だけは別格。
年代別日本代表のBチームに選抜されただけあります。
予期した以上の選手。
ワントップのFWだったんですが、ポストプレーヤーとして確実にボールが収まる!奪われにくい!
喩えるならば、清水エスパルスのヨンセン。
いや、オーバーな表現じゃなく、ヨンセンの姿がダブって見えましたもん。
ドリブル突破力も目を見張ります。
胸トラップしてからの急反転して、一気に北越ゴール目掛けてドリブルで進んだシーンが1回あったんだけど、それが高校生離れしていて唖然としちゃいましたわ。
更にキック力。
ツボにハマったときのシュートスピードは半端ない!
もちろん、決定力も高い!
プリンスリーグ6節を消化した時点で、5ゴールをマーク。
そのうち3得点は、日本航空高校石川サッカー部戦で記録したハットトリック。
帝京長岡高校の総得点は「10」なので、その半数は宣福君が叩き込んだものなんですね。
それと倒れ難い、そのボディバランス。
厳しいマークに合うのに、それに屈しない逞しさ。>
これが当時の自分の宣福君評。
そして実際、5月15日の試合では、その通りのプレーを随所に見せています。
ただ、それは俗に言う「単騎掛け」のようなもので……。
というのは、いま現在はどうか知らないけど、当時の帝京長岡高校サッカー部は〝事情があって〟大きく戦力を低下していたから。
別の書き方をすると、あのときの帝京長岡高校サッカー部は、宣福君だけが突出した存在で、他の部員がそれに付いて行けず。
そのため、アルビユースの組織的な守りは崩せませんでした。
まあ尤も、アルビYの選手たちは宣福君への対応に苦労していましたがね。
と、彼のゴールシーンは生まれませんでしたが、タイモンテディオ山形戦終了後も、東北電スに残ってプリンスリーグ北信越の試合をご覧になった方々には、宣福君の魅了の一部は伝わったと思います。
ところで宣福君は、スポーツ用品メーカー「Nike ナイキ」が主宰する世界中から若き才能を発掘するプロジェクト「THE CHANCE」の日本最終選考「THE CHANCE FOOTIES! SELECTION」を受験しています。
10月17日の出来事。
で、このセレクションに宣福君も挑戦し、見事に合格。
ナイキのホームページには、こう彼のことが紹介されています。
<「憧れの選手はウェイン・ルーニー」と語る帝京長岡高校の酒井選手。
恵まれた体格で、集まったメンバーの中でも、ひと際、強い存在感を放った。
屈強なフィジカルを生かしたボールキープや球際の強さ、さらに巧みなボールコントロールは、まさに憧れのルーニーそのもの。
既にJクラブの練習にも参加し、プロのレベルを体感していることもあってか、「緊張もしなかったし、プレッシャーも感じることはなかった。
余裕を持ってやれた」と貫禄のコメント。
「自分は他人よりも身体が大きいけど、向こうではより大きな選手がいる。
イングランドでは相手とうまく駆け引きをして、マークを外せるようにプレーしたい」と最終セレクションへの意気込みを語った酒井選手は、「将来はマンチェスター・ユナイテッドに入って、ルーニーからポジションを奪いたい」と夢を表現した。>
宣福君は、このナイキの試験を突破して、英国イングランドでサッカー修行ができるかもしれない可能性を持っているんだけど、こちらは断念したということでしょうか。
こちらの事情が気になります。
お蔵入りにならなくて良かった。
海本慶治・幸治郎兄弟以来かあ。
海本ブラザーズが揃って新潟に在籍した期間は短かった上、2人揃ってピッチに立った試合数も僅かだった。
この兄弟には末永くアルビに在籍してもらい、2人同時の試合出場が数多くなることを願います。
緑色のユニフォーム―帝京長岡高校サッカー部のそれ―を着ている背番号9番、その背中からがっしり体格が窺い知れます。
体幹、インナーマッスルがかなり鍛えられている印象を受けます。
正面を向いている緑色のユニフォーム9番こそ、酒井宣福君。
兄貴が「ごうとく」と音読みだから、弟御も音読みで「ぜんぷく」とでも発音するのかと当初思ったら、「のりよし」という読み方。
左の赤色ユニフォーム北越高校サッカー部員君と比較して、がっちりとした肉体、厚い胸板を誇っているのが御理解り頂けると思います。
この写真を撮影した時点での、北信越プリンスリーグ発表の公式プロフィールでは、178㎝・73㎏。
“この数字、わざと低く申告しているんじゃねーのか?”
“或いは、申告した時よりも、更に大きくなったとか?”
と訝しがるくらい、宣福君のガタイの逞しさに目を奪われた次第。
さて弊ブログでは、5月12日付で、酒井宣福君について、かような記事を書いてアップしています。
同月15日の[アルビレックス新潟×モンテディオ山形]の後座試合で、北信越プリンスリーグ[アルビレックス新潟ユース×帝京長岡高校]が行なわれるに当たって、誘客意図を持って執筆した記事です。
<帝京長岡高校サッカー部でキャプテンマークを巻き、背番号9を付けている選手に、5月15日のプリンスリーグでは是非、注目して欲しいと思います。
彼の名前は、酒井宣福君。
下の名前は、「のりよし」と読みます。
アルビレックス新潟の背番号24、酒井高徳の実弟です。
勘違いして頂きたくないのですが、アルビ選手の肉親だから着目して欲しい、というわけじゃありません。
まあ、ちょっとはありますよ、そういう気持ち。
なにせ、アルビレックスの現役プレイヤーの弟さんが出場するんですから。
でも宣福君が高徳の弟でなかったとしても、“帝京長岡の9番に注目を”と主張します。
何故ならば、純粋に彼はそれだけの価値のあるプレイヤーだから。
先月、プリンスリーグ第1節[帝京長岡高校×北越高校]を観戦しました。
宣福君のプレーを観るのは、このときが初めて。
北越にはアルビジュニアユース出身の選手もいるし、帝京長岡には長岡ジュニアユースFCで薫陶を受けた子もいるし、両校の指導者は優秀ですから、どちらも技術の高い選手が揃っています。
そんな中にあって、特に唸らされたのが、酒井宣福君でした。
彼だけは別格。
年代別日本代表のBチームに選抜されただけあります。
予期した以上の選手。
ワントップのFWだったんですが、ポストプレーヤーとして確実にボールが収まる!奪われにくい!
喩えるならば、清水エスパルスのヨンセン。
いや、オーバーな表現じゃなく、ヨンセンの姿がダブって見えましたもん。
ドリブル突破力も目を見張ります。
胸トラップしてからの急反転して、一気に北越ゴール目掛けてドリブルで進んだシーンが1回あったんだけど、それが高校生離れしていて唖然としちゃいましたわ。
更にキック力。
ツボにハマったときのシュートスピードは半端ない!
もちろん、決定力も高い!
プリンスリーグ6節を消化した時点で、5ゴールをマーク。
そのうち3得点は、日本航空高校石川サッカー部戦で記録したハットトリック。
帝京長岡高校の総得点は「10」なので、その半数は宣福君が叩き込んだものなんですね。
それと倒れ難い、そのボディバランス。
厳しいマークに合うのに、それに屈しない逞しさ。>
これが当時の自分の宣福君評。
そして実際、5月15日の試合では、その通りのプレーを随所に見せています。
ただ、それは俗に言う「単騎掛け」のようなもので……。
というのは、いま現在はどうか知らないけど、当時の帝京長岡高校サッカー部は〝事情があって〟大きく戦力を低下していたから。
別の書き方をすると、あのときの帝京長岡高校サッカー部は、宣福君だけが突出した存在で、他の部員がそれに付いて行けず。
そのため、アルビユースの組織的な守りは崩せませんでした。
まあ尤も、アルビYの選手たちは宣福君への対応に苦労していましたがね。
と、彼のゴールシーンは生まれませんでしたが、タイモンテディオ山形戦終了後も、東北電スに残ってプリンスリーグ北信越の試合をご覧になった方々には、宣福君の魅了の一部は伝わったと思います。
ところで宣福君は、スポーツ用品メーカー「Nike ナイキ」が主宰する世界中から若き才能を発掘するプロジェクト「THE CHANCE」の日本最終選考「THE CHANCE FOOTIES! SELECTION」を受験しています。
10月17日の出来事。
で、このセレクションに宣福君も挑戦し、見事に合格。
ナイキのホームページには、こう彼のことが紹介されています。
<「憧れの選手はウェイン・ルーニー」と語る帝京長岡高校の酒井選手。
恵まれた体格で、集まったメンバーの中でも、ひと際、強い存在感を放った。
屈強なフィジカルを生かしたボールキープや球際の強さ、さらに巧みなボールコントロールは、まさに憧れのルーニーそのもの。
既にJクラブの練習にも参加し、プロのレベルを体感していることもあってか、「緊張もしなかったし、プレッシャーも感じることはなかった。
余裕を持ってやれた」と貫禄のコメント。
「自分は他人よりも身体が大きいけど、向こうではより大きな選手がいる。
イングランドでは相手とうまく駆け引きをして、マークを外せるようにプレーしたい」と最終セレクションへの意気込みを語った酒井選手は、「将来はマンチェスター・ユナイテッドに入って、ルーニーからポジションを奪いたい」と夢を表現した。>
宣福君は、このナイキの試験を突破して、英国イングランドでサッカー修行ができるかもしれない可能性を持っているんだけど、こちらは断念したということでしょうか。
こちらの事情が気になります。
帝京長岡高校、敗退しちゃいましたね。
正直なところ、帝京長岡高校は、あの戦力でよくここまでやってこれたと思います。
牽引役の宣福君は、そういう意味で精神的にも逞しさが増したのでは。
心身ともに将来性が楽しみです。