「アルビレックス新潟」各チーム推し活動をできるだけ現場でしている都内在住サポーター

「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

隣県

2009年05月13日 12時00分00秒 | 観客動員 サッカー観戦付随の観光

カターレ富山、ザスパ草津、この2クラブがJリーグ1部に昇格して、アルビレックス新潟と戦う日を迎えたとしましょう。
そうしたら、オレンジサポーターは、富山県総合運動公園陸上競技場と正田醤油スタジアムを〝ジャック〟してしまうんであろうか?


過日、御承知のように、新潟サポがNDソフトスタジアム山形に大挙詰め掛けました。
報道機関によって数にバラツキがあるけど、5000人とも6000人とも7000人とも言われています。
あれだけのアルビレックスサポ、吾輩の記憶にある限りでは、J1に昇格して一発目のゲーム、味の素スタジアムでの対FC東京戦に匹敵する人数では?

東北電スで行われる主催ゲームの入場者数が、大きく減ってしまったこの数シーズン。
実は、アウエー試合の新潟側のお客さんの数も、以前ほどじゃなくなっている気がします。
いや、「気がする」じゃなく、真実の要素が濃いでしょう。

開幕戦はイベント性が高いので、NACK5スタジアムも味の素スタジアムもかなりの人が押し寄せるけども、それ以外は2004シーズンに比べると……

ところがところが、天童市には少なくとも5000人以上が来場し、それもキックオフ2時間前からゴール裏はギュウギュウ詰め。
やはり、これって山形県での開催だから?

新潟県から山形県への車移動を考えたら、ETC高速道路1000円の恩恵はそんなに受けませんよね。
なのに、大勢の人が行ったってのは、隣の県での開催という「心理的なハードルの低さ」が要因なのかな、と。

よくよく計算したら、新発田市や村上市の人は置いといて、新潟市や長岡市、ましてや上越地域に住む人が山形県にクルマで行くのは、結構な時間を要するんだけど、でも行くことを選択したのは、「隣の県」ってのがデカイんでしょうね。

あと、近くだからこそ、意外に訪れたことが少ないってのも影響しているのでは。
東京の人間が東京タワーに行かないように、新潟県民は“山形県にはいつでも行けるから”という感覚があって。
で、モンテディオと試合をするんだから、じゃあ観光も兼ねて行ってみっか!となったんじゃなかろうかと。
その証拠に、多くのアルビサポは、山形の温泉・観光スポットを満喫したのだからね。

それに、新潟サポの半分はきっと、J1に昇格してから応援するようになった人たちだから、「初めてのモンテとの試合」というモチベーションも働いたのかな。

で、どちらかというと、“モンテディオには絶対に勝つ”という対抗心剥き出しで応援しに行った人は、案外、少ないのでは?
直近の試合で勝ちきれないゲームが続いたので、そういう意味で山形に勝つんだという意気込みを抱えた人が専らだったろうけど、ライバル心から、乗り込んだってのは少数派なんじゃないかな。
対抗心という観点で言えば、むしろ、大宮アルディージャへの方が上でしょう。


で、カターレ富山とザスパ草津がJ1に昇格したら、どうなるか?
プレシーズンマッチで草津と試合をしたとき、2月にも拘らず、結構な人が来たんだから、やはり5000~6000人は来るのかな。
群馬県だと関東に住むサポも来やすいしね。

関東のクラブはその意識が薄いんだろうけど、隣県にJリーグのクラブがあるってことは、地方には大きいんだなあ。


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