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「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

(祝)阪口・上尾野辺 なでしこジャパン W杯ベスト8

2011年07月02日 03時00分00秒 | サッカー日本代表
「澤、釜本越えはお預け」というスポーツ新聞の見出しとも、これでおさらば。
釜本邦茂さんと並ぶ国際Aマッチ通算得点記録の更新が、なかなか叶わなかった様穂希(ほまれ)選手が、遂に釜本さんを抜いて、日本代表歴代最多得点記録の単独1位プレイヤーに!

いやあ、役者ですなあ、澤穂希!!
新記録達成の場が、「FIFAワールドカップ」「勝てば決勝トーナメント進出という試合」「NHK衛星放送を通じて多数の日本人サッカーファンがリアルタイムで観ているゲーム」というのは、出来すぎでしょ!
いや、澤だからこそ、こういう晴れ舞台での記録樹立となったんだろうね。

加えて、ハットトリックというオマケ付き。
FIFA女子ワールドカップで、日本代表選手がハットトリックを記録したのは、2003年のアメリカ合衆国大会の対アルゼンチン戦で大谷未央選手が成し遂げて以来、2人目の快挙。

大野忍選手の2点目のゴール、あれ、凄まじい得点場面だったのに、澤のハットトリックと釜本越えの前に、霞んじゃったよ(苦い笑い)
いやあ、それにしても大野の得点シーンも、圧巻でしたな。
プレナスなでしこリーグ戦を通じて、大野のゴール場面を幾度も見せられてきたけど―結果としてアルビレックスレディースが煮え湯を飲まされてきたわけだけど―今まで見てきた中で、最も強く逞しく豪快な一撃、ベスト・オブ・ベストゴールですわ。

大野は、去年のメキシコ戦でも3ゴール。
メキシコナショナルチームの面々は、大野の顔を目にするのもイヤなんでしょうなぁ。

そんな大野も、残念(!)澤の前に隠れてしまった恰好。
まあ、7月1日は「澤の日」だったということで。


その澤の3つの得点のうち、2点目のヘディング弾には、心を奪われました。
是非とも、アルビレックス新潟の「か」で始まり、「ご」で終わる名前の選手に、そのヘディングシュート術を教えてもらいたい、と咄嗟に思ったくらいですから。


大野ばかりでなく、他の選手も相対的に目立たなかったけど、なでしこJAPANの選手全員、与えられた任務を遂行し、責任を持って自分の持ち場を守っていましたよね。
熊谷は特に良かった。
アルビレックスレディースの阪口も、第1節に引き続き、地味ながらも重要な仕事をソツなくやっていました。
あれだけ、メキシコの攻撃の芽を摘み、或いは攻撃を遅らせ、スペースを埋めてくれれば、安藤や永里、宮間らが思い切って攻めに力を入れられるよね、うん。


が、そんな阪口のいぶし銀のプレーを見るにつけ、“メグを出してよ、佐々木監督”という気持ちが強くなる一方。
3人目の交代選手が宇津木だと知ったときには、結構、凹みました。

これでフィールドプレイヤーで試合に出ていないのは、上尾野辺(かみおのべ)めぐみ、高瀬愛実(めぐみ)、矢野喬子の3名。
是非、グループステージ第3節には、うちらのメグを出しておくんなさいまし、佐々木監督。

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