大量退団 アルビレックス新潟レディースU-18

アルビレックス新潟の女子サッカー選手育成部門「アルビレックス新潟レディースU-18」。
学年齢でいえば中学1年生から高校3年生までの少女たちが、アルビレッジで練習し、技量を磨き、体力をつけて、全国大会出場と優勝を目指して日々、奮励しています。

そのアルビレックス新潟レディースU-18を、2011シーズン限りで退団する選手たちが大勢います。
結果、高校3年生は0人、高校2年生は1人、高校1年生は3人、他は全員が中学生という〝歪な〟人数構成に－学年表記は2012年度のもの－。

2011年4月の際は、高校3年生が7人、高校2年生は0人、高校1年生は3人、中学3年生は9人。
新・高校3年生が0人なのは自然なことだけど、新・高校2年生が3人から1人へ、新・高校1年生が9人から3人へ、と「自然減」以外の退団者が8名もいます。

過去にも、中学校卒業を機会にアルビレックス新潟レディースU-18を去っていく女子生徒はいました。
でも、一挙に「6名」というのは前代未聞。
そもそも、来月から高校1年生となるアルビレックス新潟レディースU―18の選手は、昨年8月に行われた『U-15全日本女子ユースサッカー選手権大会』の準優勝メンバー。
全国準優勝を果たすくらいだから、みな上手いし強いし、当然サッカーをするのが大好き。
それが何故、アルビレックス新潟レディースU-18でのサッカー競技生活を、高校3年生まで全うしないなのでしょう？

それから、平成23年4月時点では3人だった高校1年生が、1人になります。
すなわち、2人の女子高生選手が、卒業まで待たずに退団したわけです。
どうして？


家庭の事情などの因子で、アルビレックス新潟レディースU-18を去った選手もいるでしょう。
でも、途中退団した8名の選手の大半は〝或る外的な環境変化〟が原因で、退団する道を選択したものと推察されます。

実は、この大量退団を、自分は予期していました。
拙は預言者ではありませんし、ましてや彼女たちに相談を持ちかけられていたから知っていたわけでもありません。
予期できた理由は、「U-18全日本女子ユースサッカー選手権大会」が2011シーズン限りで大きく改変されたのを知っていたからです。

では「U-18全日本女子ユースサッカー選手権大会」の改変事項とは？