新潟 ベストイレブンのジンクスを打破したい

アルビレックス新潟を応援している人たちはそう思っても、投票するのはJリーガー。
新潟以外のJ1クラブの選手たちがレオ シルバのことを〝凄い〟〝叶わない〟と思って投票してくれないことには、優秀選手賞はおろか、ベストイレブンなど受賞できません。
果して、Jリーガーたちもレオ シルバのことを偉大な選手だとやはり認識していたことが分かりました。
傍目で彼は抜群に優秀な選手だけども、実際に対峙した選手たちの実感は？
やはり直接対決した選手たちは、レオを脅威だと、有能だと断じていた訳ですな。

ベストイレブンには「クリスタルオーナメント」なるものが副賞として贈呈。

おめでとうございます、レオ シルバ。

これでアルビレックス新潟所属選手がベストイレブンを受賞するのは3人目。
優秀選手賞は延べ4人目で、レオはクラブ初の2度目の受賞。

でも、ここで気掛かりなのが、新潟の過去のベストイレブン受賞者が、その後にアルビレックスを退団していったという事実。
マルシオ リシャルデスは2010シーズンのベストイレブンになって間もなく、浦和レッドダイヤモンズに移籍。
川又堅碁は2013シーズンのベストイレブン受賞の8カ月後、名古屋グランパスに移籍。

いくらレオが週刊サッカーダイジェストのインタビューに移籍を否定するようなことを述べても、サッカー界の移籍は一寸先は闇。
堅碁だって2014シーズン一杯は新潟に居るつもりが出ていってしまったように、本人の意思とは別の作用が働いて移籍することは否定できません。

どうかくれぐれも、このジンクスは過去2人の例だけで打ち止めになってもらいたいものです。
そして来季も、再来季も、その先もレオが新潟の選手としてベストイレブンを連続して受賞できますように。