坂井大将 7月からというもの 契約延長打診は無しなんだろう

アルビレックス新潟に期限付き移籍してきた坂井大将(だいすけ)は、みなさん御存知のように2018明治安田生命J2リーグ第1節の先発メンバーでした。
大分トリニータアカデミーは、清武弘嗣、西川周作、梅崎司、東慶吾、松原健などを輩出していますが、坂井はその中でも最高傑作になり得るだろうと、早くから呼び声高かった逸材。
日本サッカー協会が、2014FIFAワールドカップブラジルの日本代表サポートメンバーに、彼を指名したのも、その証左。
開幕ゲームのスタメンに大将の名前があって、納得が直ぐにいったものです。

ところが、彼は天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会3回戦に先発フル出場したのを最後に、公式戦で働けていません。
2018明治安田生命J2リーグは、第10節に出場したっきり。
リーグ戦出場は8ゲームのみ。

2018JリーグYBCルヴァンカップはグループステージ第5節と第6節に出ただけ。

合計12ゲームに使われたに過ぎず、控えメンバーに入ることも稀。
直近では、本間至恩君の得点で勝利を収めた対ツエーゲン金沢戦にリザーブ入り。
不定期にサブメンバー入りしているので、大ケガをして治療に専念しているわけでもなさそう。

U-16・U-17・U-18・U-19・U-20日本代表の常連で、サムライブルー日本代表の屋台骨になるかもしれないと高評価を受けていたが、こうも戦力にならないとは。
新潟と肌が合わなかったのか？　
早熟だったのか？

このぶんでは、坂井大将との契約期間は、延長されることなく大分トリニータに〝返却〟なんでしょう。
ベルギーのクラブに期限付き移籍したのに、外国人労働許可証の問題で、向こうでは出られず。
そこで、大分に復帰を検討するも、おめおめ戻れないと考え、新潟に期限付き移籍。
新潟で結果を残して、大分に戻るか、また西欧のチームに移籍するか、と人生設計を描いていたのに、新潟でこれじゃあ。