アルビレックスのシーズンパスの売れ行きが、そんなに振るわないというのは新潟サポの皆さん、よくご存知の通り。
シーズンパスの収入は、クラブにとって貴重な収入源だから、フロントもナーバスになっている。
コアなサポーターも同様。
さてさて、このシーパスによる収入は、クラブにとっては〝痛し痒し〟みたいな部分もあるとのこと。
ちょうど1週間前に開催されたサポーターズカンファレンスで、シーズンパスのことが議題に。
これに参加された方のブログ『私的アルビ日記Ⅱ』を拝読すると、
<後援会の財政支援は8000万円、しかしシーズンパスの後援会割引が1億1200万円。
結局クラブが2000万円の支出。
割引は廃止するつもりはないが、この事実は知っておいてほしい。>
との由。
こういう事実を知ってしまい、後援会割り引きで購入するのが、忍びなくなってしまった。
でも、プロ野球チームでもそうだし、他のJクラブも同様で、後援会或いはサポーターズクラブというものに加入した特典として、年間チケットの割引を受けられるのは〝当たり前〟のこと。
とはいうものの、こうして俯瞰で捉えると、前述のように、〝申し訳なさ〟が先に立ってしまう。
これを解決するには、後援会員の人数を増やせばいいのか?
でも、その増えた後援会員分が、シーパスチケットを買えば、結局は一緒なのか?
じゃあ、後援会員はシーパスを買わないほうがいい?
いや、これも違う、本末転倒。
えー、最もクラブの収入に寄与するには、毎試合、毎ゲーム、ローソンチケットなどでチケットを発券して、それで東北電スに向かうのがより良い選択だったりするわけで。
たとえば、Nの前売りチケットは¥2000。
今季のシーパスは19試合の適用なので、19試合×2000で計算。
すると、出てきた金額は3万8000円。
一方、Nのシーパス正規料金は3万6100円。
サポーターズクラブ会員価格は3万3250円、後援会会員価格は2万6600円。
だから、前提条件として「東北電力ビッグスワンでゲーム全てを観戦する」のならば、1試合毎にチケットぴあなりで券を購入して、スタジアムに行くことこそ、アルビの収入増に結びつく!!
または、前売り券じゃなく、毎試合、当日券購入ならば、よりチケット収入UPに貢献できる!
だけども、経済活動というのは誠に不思議なもので、[分割で10万円]よりも[一括で8万円]という方が、経営的には〝助かり〟だったりすんだよね。
長い目で見れば、[分割で10万円]がイイはずなのに、摩訶不思議。
アルビレックスとしても毎試合のチケット発券購入よりは、シーパス購入の方が有りがたい。
けど、トータルで考えたら、アルビは〝損をする〟形に。
じゃあ、後援会の会員だけども、シーパスの特典を受けず、一般価格で買う!としよう。
でも、結構な勇気が必要とされる。
会員価格と一般価格との差は、約1万円。
“たかが1万円、されど1万円”
発想を転換して、『後援会員の会費1万円分を更に一口分追加する』、そう考えれば、一般価格で買うことの〝理論立て〟は出来る。
しかし、できるけども、とても悩ましい。
どこのJクラブも、似たような悩みを抱えているんだろうか?
浦和レッズも同様なのだろうか?
今現在携帯に流れてくるのは某しずぎん杯の得点情報のみ。痔牛尿とか腹とか尾か裂きとか。
新潟県内は、やっとこさ暴風雪が静まった感じ。
割引設定は、損失を補って余りある有形無形の利益を計算した上での話になると思うので、金額的な損失だけでは評価すべきではないと思います。(逆にクラブ側はそれを計算し、有効活用すべきでしょう)
個人的には、利益だけでローソンチケットよりも、シーパスを買ってもらったほうがよいと思いますよ。まあ私は買えないので何もいえませんがw
シーパス割引で直接的にはクラブが損しても、その分観客動員数、スタジアムでのグッズ、スタグルメ購入に回るということを”期待できる”わけです。(確定ではないところが難しい)
1試合ずつ購入する場合は、まず間違いなく全試合参戦することはないわけで。サポもトータル出費額をシーチケ金額以下に抑えると思いますし(損したと思いたくないですからね)。
そのデメリットを当然長期的には考えるべきでしょう。
結局、お金の回し方一つだと思います。そのなかで、変に外に流れずに、サポーターとクラブとスポンサーでお金が効率よく回る形がクラブにとって良い形なのではないでしょうか?
ついでに言うと、レッズは後援会会員への割引はなし。
まぁ、少なくとも家族割りはいらないね。
シーパスの値引きはなくしても良いのではと思います。
レッズはそもそもシーパスでの値引きすらないと思いますよ。
(試合数×単価=シーパス)
シーパスと後援会は切り離すべきだと思いますけど。
それか逆に、シーパス購入には後援会入会を必須にして、
割引をなしにするとか。
だけど、これだとシーパス値上げになりますね。
とにかく、今のままなら後援会の存在意義が分からないから、
後援会の在り方を考えないとね。。。
→プレイガイドへの手数料考慮していませんね。
こんな記事があります。
http://president.jp.reuters.com/article/2009/01/28/88EAB660-E6B4-11DD-A7C2-D70F3F99CD51-1.php
これを参考にして、チケット価格の8%が手数料として消えると考えると
2000円×19試合×0.92=34,960円
シーズンパスの販売委託料がいくらなのかにもよりますが、単純な比較は危険かと思います。
経営的には、確実なまとまった現金は、不確定な収入予測よりも大切にするのではないでしょうか?
シーパス等で「原価」割れしてなければ少ない額でも「荒利」はあると思うんですけどね。
個別のチケットは2段階で設定すれば?
F東京みたいに、あからさまにさ、大挙押しかけるであろうサポには高値で販売。
そして、指定エリア以外での観戦禁止。
当然レプユニ等の着用も制限してね。
その位直ぐにでもできるのでは?
後援会費の消費税賦課、知りませんでした。
税務署に聞いたら、商品扱いになり、それで課税対象になったんですね。
1万円払っているのに、実質的に9501円分だって知って憤っています。
財務省は、「取りやすい」ところから税金を搾り取る事しか考えてないんだなあと改めて実感。
政治資金団体の「相続税」問題は、完全にスルーしているのに、ムカつきます。
で、消費税が掛かるということは、後援会費は一筋縄でいかないんですね。
>指定エリア以外での観戦禁止。
当然レプユニ等の着用も制限してね。
これ、私もかねがね考えていました。
FC東京や横浜Fマリノスなどは、アウエーユニを着用しての応援禁止エリアを設けていますよね。
なのに、うちはそういうのOK。
寛容と言えば寛容で美徳なのかもしれないけど、敵チームのサポと隣り合わせでの応援は、嫌なものですから。
今度、クラブにリクエストします。
ビジター寄り指定席では可能だけど、それ以外の指定席や自由席はNGとかしないと!