―こう書くと怒り心頭になって、それは違うと否定する人もいるはずだけど、ご容赦ください―「アルビレックス新潟」の全選手の中で、新潟県民・日本国民に最も知られている存在は阪口夢穂(みずほ)。
「夢穂」と書いて「みずほ」と読む名前の難読さ、澤穂希が最大級の絶賛をする選手であることなども手伝って、阪口ほど有名なサッカー選手は、アルビレックス新潟にいません。
山口素弘と矢野貴章よりも、日本国民には知名度と、顔の認識度が高いのではないか。
となれば、歴代最高のアルビレックス有名選手と書けるかも。
そんな彼女が在籍していることで、2012シーズン、アルビレックス新潟レディースのスポンサー契約を結ぼうと検討している企業・団体があったのではないか。
或いは、既に契約を締結した法人があってもおかしくないわけで。
それが、阪口がいなくなることで、スポンサー契約交渉が暗礁に乗り上げる事態になりやしないか……
契約してしまったのは反故に出来ない、けど2013シーズン以降は降りる、ということになりやしないか……
全日本女子サッカー選手権で準優勝したことにより、アルビレックス新潟レディースの〝価値〟が上がったけど、それも阪口と上尾野辺という代表選手が在籍していてこそ。
単に戦績が良いだけでなく、有名選手がいることによる相乗効果が大きい。
阪口が勤務しているナミックス社は、アルビレックス新潟レディースのオフィシャルクラブスポンサーです。
2011シーズンの途中から担ってくれています。
阪口の退団で、スポンサー契約期間に影響が出るのではないか?
本人は“ロンドン五輪代表メンバーに残れるかどうか分からない”と述べているけど、阪口が7月に英国に行くのは99.9%間違いない話です。
そうなると、オリンピック開幕前は取材が殺到。
五輪でメダルを獲ろうものなら、閉幕後も取材殺到。
それだけ、「アルビレックス新潟」が国民の前に露出できる機会。
しかし、彼女がアルビレックスを去ることで、その機会が逸してしまいます。
それから、“あの阪口夢穂選手と一緒にプレーしたい”と夢見ていた大学生、高校生も少なからず存在していたでしょう。
阪口が新潟からいなくなることで、アルビレックス加入試験を受けるのを取り止める選手がいるかもしれない。
阪口に憧れるのは、なでしこリーガー予備軍だけじゃありません。
新潟県内のサッカー少女も。
お父さん、お母さんに“アルビレックスの試合を観に行きたい”とお願いするつもりが、阪口がいないことで、観戦意欲を失うかもしれません。
これはサッカー少女ばかりでなく、一般の新潟県民にも当てはまること。
スポーツの試合を観戦させる大きな原動力が、「よく知っている選手」がいること。
イチロー選手がいたからオリックスの観客動員が増え、若乃花と貴乃花がいたから大相撲の観客動員が増え、浅田真央や安藤美姫がいるからスケート中継は高視聴率を獲得できました。
INAC神戸の客が劇的に増加したのも、INACの応援ではなく、澤や川澄を見たいからでしょ。
「客寄せパンダ」みたいだけども、阪口にもそういう集客力があったのに、いなくなったことで入場料収入の増減にも直結します。
阪口夢穂の退団は、純粋な戦力減少のみならず、経営的にも多大な損失が発生してしまう一大事です。
「夢穂」と書いて「みずほ」と読む名前の難読さ、澤穂希が最大級の絶賛をする選手であることなども手伝って、阪口ほど有名なサッカー選手は、アルビレックス新潟にいません。
山口素弘と矢野貴章よりも、日本国民には知名度と、顔の認識度が高いのではないか。
となれば、歴代最高のアルビレックス有名選手と書けるかも。
そんな彼女が在籍していることで、2012シーズン、アルビレックス新潟レディースのスポンサー契約を結ぼうと検討している企業・団体があったのではないか。
或いは、既に契約を締結した法人があってもおかしくないわけで。
それが、阪口がいなくなることで、スポンサー契約交渉が暗礁に乗り上げる事態になりやしないか……
契約してしまったのは反故に出来ない、けど2013シーズン以降は降りる、ということになりやしないか……
全日本女子サッカー選手権で準優勝したことにより、アルビレックス新潟レディースの〝価値〟が上がったけど、それも阪口と上尾野辺という代表選手が在籍していてこそ。
単に戦績が良いだけでなく、有名選手がいることによる相乗効果が大きい。
阪口が勤務しているナミックス社は、アルビレックス新潟レディースのオフィシャルクラブスポンサーです。
2011シーズンの途中から担ってくれています。
阪口の退団で、スポンサー契約期間に影響が出るのではないか?
本人は“ロンドン五輪代表メンバーに残れるかどうか分からない”と述べているけど、阪口が7月に英国に行くのは99.9%間違いない話です。
そうなると、オリンピック開幕前は取材が殺到。
五輪でメダルを獲ろうものなら、閉幕後も取材殺到。
それだけ、「アルビレックス新潟」が国民の前に露出できる機会。
しかし、彼女がアルビレックスを去ることで、その機会が逸してしまいます。
それから、“あの阪口夢穂選手と一緒にプレーしたい”と夢見ていた大学生、高校生も少なからず存在していたでしょう。
阪口が新潟からいなくなることで、アルビレックス加入試験を受けるのを取り止める選手がいるかもしれない。
阪口に憧れるのは、なでしこリーガー予備軍だけじゃありません。
新潟県内のサッカー少女も。
お父さん、お母さんに“アルビレックスの試合を観に行きたい”とお願いするつもりが、阪口がいないことで、観戦意欲を失うかもしれません。
これはサッカー少女ばかりでなく、一般の新潟県民にも当てはまること。
スポーツの試合を観戦させる大きな原動力が、「よく知っている選手」がいること。
イチロー選手がいたからオリックスの観客動員が増え、若乃花と貴乃花がいたから大相撲の観客動員が増え、浅田真央や安藤美姫がいるからスケート中継は高視聴率を獲得できました。
INAC神戸の客が劇的に増加したのも、INACの応援ではなく、澤や川澄を見たいからでしょ。
「客寄せパンダ」みたいだけども、阪口にもそういう集客力があったのに、いなくなったことで入場料収入の増減にも直結します。
阪口夢穂の退団は、純粋な戦力減少のみならず、経営的にも多大な損失が発生してしまう一大事です。