ぶら旅雑記帳 2024

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大雪高原沼巡り

2012年10月07日 | 風景写真

昨年入り口まで行きながら、時間の都合で入れなかった大雪高原へ写友のMさんと行ってきた。
今回は、高原山荘に予約を入れ2日間連続で沼巡りをする予定で、準備を整えた。荷物を充分に持って行ける様、自分の車でフェリーを利用した。
Mさんとは、苫小牧港で落ち合った。初日は美瑛で宿泊。台風の影響で、雨模様であったが、大雪周辺に廻る頃には、天気は回復していた。
9月中旬が紅葉シーズンの大雪エリアは、夏の暑さが長引いた為、紅葉が遅れると予想していたが、案の定10月にずれ込みうまく自分の休暇とバッチリ合ってしまった。
9月だと車での乗り入れが出来ず、大雪湖からシャトルバスを利用しなければならない。
前日は層雲峡YHに泊まり、朝早く大雪湖から約10km林道を登った所にある、大雪高原山荘の駐車場に着いた。本日は10/2である。
それまで紅葉の気配など全然無かったので、外したかなと不安がよぎる。
登山口がある所は開けていて、大雪高原山荘とヒグマ情報センターがあり、そのヒグマ情報センターで熊のレクチャーを受けて、登山道に入るしくみになっている。
コースの途中には、ヒグマ監視委員が立っていてヒグマが現れたら、コースが閉鎖になり監視委員に従って引き返さなければならない。
幸いヒグマはもっと上のハイマツ帯に上がっていてコース上にはいないとのこと。従って、コース1周も可能とのことであった。

登山道は、アップダウンが続き、ぬかるんでいて長靴を履いて登らないと悲惨な目にあう。でも長靴だとくるぶしが靴ズレを起こしてしまい、皮がむけてヒリヒリすることに。
長靴とストックは、大雪高原山荘で貸し出しがある。自分は自前を用意してきた。
荷物は大判カメラも入った撮影機材と三脚、その他諸々のザックを担いでなので、かなりつらかった。おかげで人の倍は掛かったと思う。
2時間くらい登った所でやっと滝見沼に着いた。バッチリ紅葉していた。いきなり紅葉の屏風のような感じで現れるので、登ってきた人の歓声が上がる。
山がいっぺんに紅葉したのは久しぶりだそうだ。紅葉が良かったのは、どうやらこの大雪高原だけらしい。

さっそく大判カメラを取り出し、撮影。その後、次の緑沼に移動し撮影。デジカメでも撮影。しかしEOSに付ける77mmのPLフィルターを持ってくるのを忘れていることに気が付く。
しばらくして最上部の高原沼から降りてきた人達が、上はもっと紅葉が凄いとおっしゃる。しかしこの沼巡りコースは遭難やヒグマの事故を防ぐため、
時間制限があり7~15時しかコースにいることが出来ない。、また13時以降は入山が出来ない。結局、この日は宿に戻り翌日に朝一で入山して高原沼に行くことにした。
尚、温泉は、秘湯を守る会のちょうちんがぶら下がっていることもあり、白濁の湯で最高であった。宿の方もサービス良く満足であった。
10/3も快晴で、7時を廻って出発した。高原沼まで3時間も掛かったが、エゾ沼、式部沼、大学沼、高原沼と極彩色の紅葉であった。本州ではこのような紅葉はおそらく見られないだろう。
大判カメラでの撮影は久しぶりだったので、シャッターを開けたままホルダーの引き蓋を引くなど、初歩的な手順ミスによりフィルムを2枚も感光させてしまった。
撮影に適した時間帯は、10時頃までになると思う。というのは、10時を廻ると雲が出てきて、青空が少なくなり、全体的に曇りになってきて青空を背景にした
撮影が出来なくなるから。それに風も出てくる。
次回行けるなら、大判カメラを諦めEOSだけにするなど
軽くして9時には着くようにしたい。しかし自分の休暇と紅葉と天候が今年みたいにバッチリ合うかどうかが問題だけど。
写真は、『緑沼』。この先登って行くうちに紅葉は更に極彩色になっていった。

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1 コメント

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大雪高原紅葉 (Takeuchi)
2012-10-10 20:03:18
ご多忙のようでしたが、久しぶりのブログ拝見!
素晴らしい大雪紅葉よかったですね。
今年の立山も10年ぶりの紅葉だったとか。
月末に、大山方面に行く予定です。
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