9月22日 キャンプ場のすぐ上にある十勝岳連邦の展望台より
旅の終わりが近づいてきた。気温も一桁で低いし寒い。南下して苫小牧に向かう。
夜になり苫小牧港近くの裏通りは鹿だらけだった。
事前に取り付けた鹿の忌避装置の鹿ソニックをONで走り抜ける。すると逃げる逃げる。
今回の北海道旅の出発前に鹿ソニックをフロントグリル裏に設置してきた。
アマゾンで売っている風圧で音が出る安価な鹿笛ではなく高周波を発する鹿ソニックを選択。
鹿ソニックはT.M.WORKSが開発、販売している鹿などの動物が嫌う高周波をランダムに
防水スピーカーから発して鹿が急な飛び出しをするのを思い留まらせる効果がある装置。
高周波のモードは4種類からユニット内のディップスイッチにより選べる。
それぞれのモードによりイノシシやネズミなどにも有効とされている。
音は人間の耳にはかなり小さな音しか聞こえないが鹿には70~80m先まで届くらしい。
ユニットはENGルーム内にあり防水スピーカーはフロントグリル裏に設置した。
説明書ではイグニッションON連動で電源ON/OFFになるように配線する指示があるが
自分はIG連動かつ任意でON/OFF出来るように、スイッチ付きシガーソケットを差し込んだ
電源ラインを配線した。熊が出たという報道は頻繁にあるが一番怖いのは鹿との衝突。
見通しが良いからと調子に乗って前を走る車をホイホイ追い越しいていると
突然飛び出すエゾシカと衝突する可能性が高くなる。ぶつかったら廃車になってしまう。
奴らはこっちを見ているのにぶつかったら痛いとか全く想像出来ずに突然飛び出してくる。
道内の路面に鹿注意のサインが書いてある所は特にスピード落として走る必要がある。
特にバイクは要注意だ。あの図体がぶつかったらひとたまりもない。ホントにヤバいよエゾシカは。
そう思っている間に苫小牧東港のフェリーターミナルに到着。
苫小牧東港。敦賀行き新日本海フェリーの乗船手続きを行う。
9月23日 航行中、苫小牧行きとすれ違う
外に出たのはこの時だけであとは部屋で寝るだけだった。
部屋は快適であった。
9月23日夜 敦賀に到着
下船後、予約しておいた敦賀市内のビジネスホテルに投宿した。
9月24日 神戸発の阪九フェリーに乗る為、北陸道を南下。
フェリー出航まで時間が大幅に余るので三重県の知り合いの所に立ち寄って
午後、神戸に向かった。
9月25日朝、新門司港に着岸 そして3週間ぶりに自宅に帰着した。
暑さはだいぶ和らいでいた。しばらく旅の整理をしてゆっくり過ごすことにする。
今回の旅は長期に渡ったが、これまで行けてなかった所に行くことが出来たのは満足であった。
9月の北海道は初めてであったが、晴れの日が多く人も少なく快適であった。
今回ジムニーでキャンプしながら回れたのは良かった。一方ジムニーでの車中泊は
足がつかえてしまい難しいと思った。ジムニーでの車中泊は緊急対応のみになるだろう。
それから、ジムニーのサスの突き上げを4300kmに渡って受けてきたせいか腰痛になってしまった。
帰宅してから1週間経っても直らず整形外科に行き治療受けてその後やっと治った。
来年の旅はどうするかは未定だが、もし夏の釧路で長期滞在が実現すれば旅は可能だろう。
とりあえず次の旅は10月末に信州の予定です。
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