ぶら旅雑記帳 2024

風景写真撮影や旅のトピックスが中心のブログです。

XL500S

2012年06月08日 | Weblog


昔、XL500Sという500ccのオフロードバイクに乗っていた。 当時既に販売終了車であったが、販売店に探してもらい、未登録の新車を見つけて新古車として割り引き、25万円で購入したのだった。
これで日本中をツーリングし、信州や北海道の林道をこれで走り倒していた。ある時は、テントを積んで旅をし、またある時は、夜通し走って北の大地を目指した。
当時でも数が少なく、同じバイクを見かけることはほとんど無かった。エンジンの始動にはコツが必要だった。もちろんキックしか無いのだが、力任せにキックをしてもエンジンは掛からない。
排気圧を抜くオートデコンプが付いていて、これをうまく作動させて優しくキックを踏み降ろすとスンナリとエンジンが掛かった。しかし、XL500Sはよく走った。なにせ500ccで華奢な車体なので、
軽くてトルクフルだった。まさに大地を蹴って走る感覚だった。不用意にアクセルを開けるとウイリーした。アクセルを徐々に全開にすると、高回転のエンジンになり、バランサー内蔵の効果もあって、
ツインのように高速が伸びた。当時の250ccオンロード車をぶっちぎりに出来た。今となっては、手放してしまいもう手に入らないが、もし中古で買える値段で程度もまあまあだったら買ってしまうかもしれない。
今まで乗り継いだバイクの中で、最もエキサイティングで思い出深いバイクであった。

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2 コメント

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Unknown (亀田)
2019-06-23 01:16:59
キックのやり方教えてください
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XL500Sのキックのやり方 (管理人)
2019-10-22 20:46:53
キックレバーを上から踏んで硬くなったところで(ピストンが圧縮された所で)、足を緩めてもう一度一番上から踏み下ろし直すと、力を入れずともスルっと踏み下ろすことが出来てエンジンが掛かります。
スルっと踏み下ろすところが、ちょうど排気バルブが開いてデコンプが効いている状態になります。
返信する

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