9/29から5日間、写真仲間のMさんと大雪山周辺の撮影に行ってきた。もちろん大判カメラも持参で。
5800円の航空券を手にしていたのだが、会議が入り予定のフライトに乗れないことが数日前に分かった為、私だけ翌日の出発となり旭川空港まで追いかけてMさんと合流した。
フライトを取り直すことになった為、高くついてしまった。
雨男のせいか、宿を決めて日程が確定したとたんに、オセロゲームで駒が黒にひっくり返るみたいに全日程雨の予報に切り替わってしまったのには参った。
実際ほとんど曇りか雨または雪であった。しかしわずかながらも晴れた時間もあったが、旭岳では一時吹雪状態で、この時期にしては寒過ぎであった。
今回のコースは、旭川→トムラウシ温泉→十勝三股→高原温泉→旭岳→士別→名寄→下川町→紋別→丸瀬布→千歳とマニアックなコースとなった。
本当は昨年発見した秘密の撮影ポイントで狙っているカットがいくつかあるのだが、天気と条件に恵まれず今回も撮れずじまい。
その代わり、その場所までの行き方があやふやだったのが、ルートを確認することができた。
サラリーマンには条件が良い時に休みが取れない場合が多いので、いつになるか分からないが次回に期待したい。
それから北海道は、先ず晴れないと絵にならない。それは画面構成上、大地と空という構図がメインとなるからである。
しかし、撮影目的が森や渓谷、滝であれば晴れなくても良い。
結局、今回の旅行ではシノゴで撮影はゼロ、デジでの撮影のみとなった。Mさんは吹雪の中、根性でリンホフで撮影していた。
デジカメは3種類のカメラを使い分けた。
そのひとつにカシオのGPS付きを持って行ったが、撮影した場所やルートの軌跡が記録されるので重宝している。カメラ自体にナビが入っている。
写真は、東大雪の高原温泉でEOS 5D Mark2にて撮影したもの。高原沼が紅葉が遅れていて今がバッチリらしいとの情報により慌てて来てみたものの
13時までの入山時間に間に合わず、入り口の高原温泉で撮影した。この直後に天気が急変し土砂降りの雨となった。