今年の梅雨は7月21日に明けた。気のせいか自然も夏へ衣替えしたように感じる。梅雨明け前には彩雲が出たりして空の湿度の高さを感じていたが、未だ完全ではないものの白山も見えるようになった。
小規模だが彩雲
霞んではいるが遠景が見えだした白山
能美では加賀立国(能美郡誕生)1200年を宣伝しようとする幟も見られる。
加賀立国、能美誕生1200年の幟
梅雨明け後、今日で10日間も35℃近い気温が続いている。稲【ゆめみずほ】も穂をつけ、早朝の散歩ではモンキアゲハが休んでいたり、湿った道路で吸水しているのが見える。
穂をつけた稲
早朝の笹薮で休むモンキアゲハ
吸水するモンキアゲハ
散歩道では立ち枯れの木も目立ち始めた。
立ち枯れが目立ち始めた近くの森
歩道の木陰では、クロヒカゲが汚物か何かに集まっているのが見えた。
汚物に集まるクロヒカゲ
ハグロトンボが飛び、アマガエルは暑さを避けて木の枝に上っていた。
ハグロトンボ オス(上)、メス(下)
樹上の木陰で休むカエル
人間だけでなく自然も暑さにうんざりというところであろうか。
一方、ホオジロは平気で岩の上で囀り、電線ではツバメの幼鳥が親が運んでくれる餌を待っていた。
元気に囀るホオジロ
餌を待つツバメの幼鳥
(ハク?)セキレイの幼鳥はもう自分で餌を探している。
餌を探すセキレイの幼鳥
茂った葉影にメジロを見つけた。
木陰で実をついばむメジロ
見ているとエナガの幼鳥たちが飛んで来た。忙しくあちこち飛び回ってどこかへ飛んで行った。
エナガの幼鳥
カラスの幼鳥もいた。
ハシボソガラスの若鳥
トビやサギたちは高い所に登って辺りを監視していた。
自己アピールしながら辺りを監視するトビ
建物の上から監視するアオサギ
木の上から辺りを監視するチュウサギ(?)
そのうち、ピックイーと鳴いてサシバが飛んで来た。
サシバ
サシバも朝食を探しているのであろう。
暑さは多分今がピークでこれからは徐々に涼しくなっていくことを期待している。シギやチドリが南下を始めたとも聞く、早く涼しくなり旅鳥の季節になることを期待したい。