暑さが続き昼間はもう忍耐の限界を超える。昨日の小松市の最高気温39℃、全国最高だそうである。庭も手入れをしないものだからタカサゴユリが繁ったり、草が生えたり手に負えない。
庭のタカサゴユリ
その上、庭の木々がセミ林となり大合唱が暑さを余計増す。何とかして欲しい。
暑さを増すアブラゼミ
今朝は昨日の暑さのせいかかえって幾分涼しい気がし、朝空に残る月の周りにも何となく秋の気配が漂う雲が出ていた。
秋っぽい雲と残月
涼しさを少し感じるが昼間はどこまで気温が上がるのか心配である。
海ではウも雨でも降らないかな。暑くて羽の扇風機で扇ぐしかないよね。と言っているのかもしれない。
海のウ
こんな時でも元気なのはアオサギやカルガモである。特にカルガモは海を泳いだり陸に上がったりして元気に過ごしている。
アオサギは泳げないので、浅瀬を歩いたり田に入ったりしてどん欲に餌を探す。
穂の伸びた田で涼をとりながら餌を探すアオサギ
浅瀬で餌を探すアオサギ
岩場で涼むアオサギ
普段は貪欲なアオサギも流石に「暑いねー!もう食欲がなくなって来たよ」と言っているようである。それでも早朝には餌場へ出かける。
朝早く餌場に向かうアオサギ
そんな両種が波打ち際にいた。
海辺のアオサギとカルガモ
「暑さなんか平気だい」と、やせ我慢を張り合っているようである。
大分成鳥に近づいたウミネコの幼鳥は元気に悠々と波打ち際で餌を探したり、ブイの上で周囲を監視したり、獲物に向かって飛んで行ったりしている。
元気な若いウミネコ
ミサゴがさっそうと飛んできて急降下、見事に魚を捉えた。遠くてはっきりとは見えないが確かに魚をわしづかみにしている。
魚を捉えたミサゴ
流石、狩りの名手、拍手喝采である。
山の畑ではトビがのんびりと餌を探していた。暑さのせいか、あまり精悍でなく、暫くみていたが何を捕まえたかは確認できなかった。
畑のトビ
坊主だったのかもしれない。林ではアキアカネがだいぶ赤くなってきた。コミスジも頑張っている。
色づいてきたアキアカネ
コミスジ
暑い暑いと愚痴を言っている間にもコスモスも咲き始め秋の気配も見える。
咲き始めたコスモス
あとひと頑張りである。