山合の溜池では、春先から活動して来たクロスジギンヤンマが未だ元気、ショウジョウトンボの赤も一層鮮やかになってきた。
クロスジギンヤンマ
ショウジョウトンボ
9月に入ると、それを待ってたかのようにアオマツムシが鳴き始めた。アオマツムシは日没頃から午後9時頃迄大合唱をする。
アオマツムシ
ところが、台風余波のフェーン現象で、ここ2,3日連日35℃越えが続きアオマツムシの鳴き声にも元気がない。今朝も風が強まっており、39℃の予報で、どう今日過ごすか悩んでいる。
先日志賀の海岸まで行ってみた。志賀の海岸は砂浜というより岩場であり、岩場を好むシギが見られるかもしれないと思ったからである。出迎えてくれたのはイソシギとキアシシギであった。
イソシギ
キアシシギ
キアシシギを観察していると、やや小ぶりなソリハシシギも一緒にいることに気が付いた。
キアシシギに混ざるソリハシシギ
ソリハシシギはキアシシギやオバシギなどに混じって上下に尾羽をふって餌を摂る姿、そうかといって勝手な行動をしている様子などが何となく愛らしい。
ソリハシシギとキアシシギ
ソリハシシギのいろいろなポーズ
もうそろそろキョウジョシギなども来る頃だと思うが未だ遭遇していない。今年の秋の始まりは気温の高低があったり、曇りや雨の日が多くて旅鳥達も戸惑っているのかもしれない。