我が家の庭のマメザクラが1昨日3輪の花をつけたので、勇んで我が家の開花宣言をした。
開花したマメザクラ
さて、河北潟のコウノトリについては2月から確認していたが、その他の鳥の報告がタイミングを失わないようにと後回ししているうちに1か月近く経ってしまった。先日、鳥友さんが報告されたのでもうこれ以上はそのままにしておけないと決心してコウノトリの近況を報告することにした。
先月22日にアメリカヒドリを撮影した後、ふと空を見上げるとコウノトリが青空を背景に舞っているのを見つけた。
空を舞うように飛ぶコウノトリ
何処へ行くのだろうと注視していたが、横からカラスが出てきてモビングを始めたのを見て自分の何倍もある鳥にもモビングするんだと驚いた。
カラスのモビングを受けるコウノトリ
ハス田では既に降りたコウノトリが餌を食べていた。
青-黄、赤―青の足環をつけたコウノトリ
青-黄、赤―青の足環をつけている。以前報告した2021年豊岡生まれのりょうであると思われる。
人工巣塔に向かうと、立山を背景に2羽のコウノトリが見えた。
人工巣塔のコウノトリ
1羽には足環がない。もう一羽は黄,青―黄,青の足環をつけているようである。断定はできないが、この2羽は去年も営巣し、子育てに失敗したカップルだと思われる。鳥友さんもそのように述べていらっしゃる。今年こそ子育てに成功して欲しい。
なお、2月17日にもコウノトリを撮影したが、足環は青,黒―黄,黒であり、豊岡にも問い合わせ、この個体は2021年越前市生まれのおうひちゃんであると同定した。
越前生まれのおうひちゃん
26日の午後には、河北潟の水路を横切って巣塔に向かうコウノトリを見つけた。
水路を飛び越し巣塔に向かうコウノトリ
急いで駆け付けて確認したところ、足環がなく去年営巣したペアのオスと推定された。
巣塔に帰ったコウノトリ
もう1羽、青,緑―青,青の足環をつけた個体を確認している。検索プログラムによると2022年野田生まれのオスのようである(鳥友さんによると名前ははく)。
りょうが青,黄―赤,青、おうひちゃんが青,黒―黄,黒、去年のオスが無印、メスが黄,青―黄,青の足環をつけていたことを考えると、少なくとも5羽いることになる。鳥友さんによると、去年のペアに加えて、りょうとはくもペアを形成しているようであるが、まだ若く、実際に営巣して子育てするのはもう少し待たなければならないと思われる。おうひちゃんは今のところシングルである。鳥友さんの報告では5羽とも元気に過ごしているようであるので安心している。
七塚や高松の海岸ではシロチドリしか見られなかったが、前回も報告したようにハマシギが見られるようになって来た。
海岸のシロチドリ
春の日本海
砂浜のハマシギ
シギやチドリなど春の鳥達の早い本格的な渡来を期待している。