ジュースは宇宙から最初の「セルフィ​​ー」を送ります

ジュースは宇宙から最初の「セルフィー」を送ります
2023/04/15
ESA/科学と探検/宇宙科学/ジュース
ESA の木星氷衛星探査機 (Juice) は、地球を背景にした探査機の一部を示す最初の監視カメラ画像を撮影しました。

ミッションは4月 14日 14:14 CEST にクールーにあるヨーロッパの宇宙港からアリアン 5 で打ち上げられ、その後数時間で画像が撮影されました。


Juice には、探査機の「本体」に配置された 2 つの監視カメラがあり、さまざまな展開を記録しています。画像は 1024 x 1024 ピクセルのスナップショットを提供します。ここに表示されている画像は、予備の色調整で軽く処理されています。

科学カメラは、2031 年に木星系で木星とその氷の月の高解像度画像を撮影するために使用されます。


ジュース監視カメラ 1 (JMC1) は探査機の前面にあり、太陽電池アレイの 1 つの一部が見える視野を斜めに見上げ、最終的に展開されたアンテナを見ることができます。

ジュース監視カメラ 2 (JMC2) は探査機の上部にあり、長さ 16 m の氷月探査レーダー (RIME) アンテナの多段展開を監視するために配置されています。RIME は、木星の大きな衛星の地下構造をリモートで調査するために使用される、氷を貫通するレーダーです。

RIME は現在収納状態にあります。今後数日間で段階的に展開されます。展開全体をキャプチャするための画像が撮影されます。

監視カメラは、木星への巡航中の月、地球、金星の重力アシストフライバイを含む、さまざまなミッション操作中にもアクティブになります。

ジュースについて
ジュースは、太陽系外縁部に対する人類の次の大胆な任務です。木星への 8 年間の旅の後、巨大ガス惑星とその 3 つの大きな海洋衛星であるガニメデ、カリスト、エウロパの詳細な観測を行います。この野心的なミッションは、強力なリモート センシング、地球物理学および現場計測機器を使用してこれらの衛星を特徴付け、過去または現在の生命の潜在的な生息地として、これらの説得力のある目的地についてさらに発見します。Juice は、木星の複雑な磁気、放射線、プラズマ環境と月との相互作用を詳細に監視し、木星系を宇宙全体の巨大ガス系の原型として研究します。