鳴沙山・月牙泉に入場。
希望者は有料の防砂カバーを装着。
鳴沙山と駱駝の景観が広がります。
鳴沙山は敦煌市街から南に6kmのところに位置する砂山で、以前は神沙山と呼ばれていました。風が
吹くと音をたてるので、鳴沙山と呼ばれるようになりました。すべて砂が堆積してできたもので、東西
に約40km、南北に約20km広がっています。山腹には風が創り上げた、美しい水波状の砂紋がありま
す。この砂漠地帯は昼夜の温度差が激しく、日中は砂が焼けて熱くて登ることができません。しかし、
朝日や夕日を浴びて金色に輝く風景は、幻想的で美しく、我を忘れて見入ってしまいます。
観光ラクダと砂山の景観は月の砂漠そのもの。裾野から月牙泉に向かいます。
三日月(中国語で月牙)の形で月牙泉、鳴沙山の北麓に位置する三日月形の湖で、以前は今の約5倍の
大きさがあったといわれています。砂漠の中で2000年という時を経ても、絶え間なく沸き続けている
不思議な泉で、澄んだ美しい水を湛えています。古来には仙人が住む場所として、寺院が建てられた
こともあったようです。現在も湖を挟んで正面に立派な寺が建てられています。
泉のそばの楼閣と砂漠の風景は敦煌の代表的な景色です。
次に縄梯子を伝って砂山に登ります。便利な忍者道具のようです。
月牙泉の三日月形を確認。下りは有料の砂ゾリが人気です。
砂漠の夕景になりました。
駐車場まで駱駝に乗ります。二つコブは楽ですね。
観光駱駝が帰っていきます。お疲れ様。
19:30に敦煌に戻ります。
20時に敦煌市内のホテルにチェックイン。
敦煌飛天で飾られたホテルでした。
レストランで夕食。
夜景観賞と敦煌夜市に出掛けます。
敦煌夜市のにぎやかな通りに入ります。
敦煌の観光客で賑わう市場。シルクロード入口のオアシス都市で異国情緒漂う、怪しげな雰囲気を
期待しますが、きれいに舗装された道路に同じ規格の露店が整然と並んでいます。回教徒の営業する
羊肉料理店など、面白い店もあります。木製ハンコが300円、石彫りハンコが1000円位で買えました。
観光土産、ハンコ、書画、骨董、屋台食と混み合っています。
22時にホテルに戻り、入浴。
23時過ぎに就寝。連泊のため明日もゆったりできます。
敦煌二日目は、いよいよ世界遺産・莫高窟を観光します。
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