熊 今日はどこに出没!!

今日はどこへ行こうかな 

四国山行・瓶ヶ森-西黒森

2013年11月26日 | 登山

四国山行三日目、6:00に起床して朝食。
7:00にホテルを出発して瓶ヶ森登山口に向います。

当初は石鎚山の土小屋経由を予定しましたが帰路に変更し、往きはよさこい峠に向いました。
結果的には、この選択で目的の瓶ヶ森に無事に登れました。

【10/29、松山-よさこい峠-登山口-瓶ヶ森-西黒森-往路下山-松山】 

寒風山トンネルを通過後、瓶ヶ森林道の迂回路・長沢林道に入りました。

狭くて工事箇所も多く、すれ違いに苦労しながら走行。
長沢貯水池を過ぎると、よさこい峠への登りになりました。

下ってきた車に合図して状況確認すると、石鎚土小屋ルートは土砂崩れで通行止めとの事。
瓶ヶ森側は通行可能と聞いて一安心、このルートを選択して幸運でした。

9:00によさこい峠に到着。茶屋は閉店しています。

やはり石鎚土小屋への林道は閉鎖されており、石鎚山登山は諦めました。

右折して瓶ヶ森登山口に向います。

今日も天候に恵まれましたが、今年一番の雲ひとつ無い青空です。

まさに天空のドライブを楽しみながら目的の瓶ヶ森が見えてきました。

途中の見晴台で石鎚山系の景観を確認。

瓶ヶ森林道は、素晴らしいドライブが楽しめる天空のルートですね。

9:10に登山口の駐車場-1700mに到着。

今日も高低差200m、2時間のハイキングになります。

先行車は三台。登山準備後、駐車場奥の笹道から出発。

すぐ上に休憩所がありました。

休憩所傍の登山口に進みます。

すぐに分岐があり、右折して男山経由女山コースに進みます。

笹原の尾根道で徐々に急坂になります。 

右手奥に西黒森-伊予富士への稜線が伸びています。 

左手背後には石鎚山の雄姿が聳えています。 

男山の山頂が見えてきました。

山頂直下に施錠された小屋がありました。

 

9:35に瓶ヶ森・男山山頂に到着。

山頂には石土古権現の祠があります。岩陰に霜のような雪が残っていました。

 

男山から緩やかな女山が望めます。

少し下ってから女山へ緩やかな笹原を進みます。

 

縦走路分岐を左折して女山山頂へ向います。

9:50に300名山・瓶ヶ森-1896m(女山)に到着。

瓶ヶ森(かめがもり)は、四国山地西部の石鎚山脈に属する山である。日本三百名山および四国百名山の
一つに数えられる。愛媛県第三の高峰で、四国でも二ノ森 (1,929m)次いで5位、西日本でも八経ヶ岳に
次いで7位となる。瓶ヶ森の名称は山頂西側の湧水のたまる瓶壺(かめつぼ)に由来する。

 

瓶ヶ森を含む石鎚山脈一帯は石鎚国定公園に指定されている。愛媛県と高知県の県境からやや北側に
外れた位置にある山頂には二等三角点「亀ケ森」(1,896.22m)が設置されている。最高峰は女山(めやま)
とも呼ばれ、そこから南側になだらかな稜線をたどると男山(おやま)山頂がある。
南東側に対峙する岩峰の子持権現山(1,677m)と共に古来より石鎚信仰の対象とされ、山頂には蔵王権現、
男山山頂には石土古権現の祠が祀られる。石鎚山、笹ヶ峰と共に伊予の三名山とされる。

東側に西黒森-伊予富士-笹ヶ峰の縦走路が見えます。

北側の展望。伊予西条市と瀬戸内海が見えます。

山頂からは西側のウラジロモミおよびその白骨林の点在する氷見二千石原(ひみにせんごくばら)の向うに
石鎚山、北側に瀬戸内海、南側に幾重にも重なる四国山地の山々とその向うに土佐湾を望むことができる。
氷見二千石原は隆起準平原の残留物と見られる西側に傾斜した笹原の平坦地で、藩政時代に二千石の
石高であった山麓の西条氷見のように広いことから名付けられた。
瓶ヶ森は吉野川の源流域にあたり、直下の瓶ヶ森林道沿いに吉野川源流の碑がある。

石鎚山登山の替わりに西黒森を往復することにしました。分岐点から男山を振り返ります。

西黒森に向って10:00に出発。

一気に200mを急降下してコルに降りると林道脇に吉野川源流の碑がありました。

 

コルから西黒森に200m程登り返します。

西黒森山頂への分岐を通過。

最後の急登は手掛かりの無い笹原で苦戦しました。 

10:45に西黒森-1861m山頂に到着。

 

瓶ヶ森を振り返ります。背後には石鎚山が見えます。 

10:50に下山開始、瓶ヶ森に戻ります。

瓶ヶ森への登り返しは高低差200mの急登です。

結構キツイ登りとなりました。

アルミ梯子が一箇所あり、霜が降りて日陰は凍結しています。

11:40に女山山頂に戻りました。360度のパノラマ展望を楽しみながら昼食を摂ります。

 

12:00に瓶ヶ森ヒュッテ経由で登山口に戻ります。

氷見二千石原の登山道は、石鎚山を見ながらの快適な笹道に見えました

しかし、斜めになった岩肌と石段で非常に歩きにくい下り道でした。

 

瓶ヶ森ヒュッテを通過。すでに閉鎖されている印象です。

男山の裾野を回りこむような氷見二千石原ルートです。

 

途中にベンチがあり、見通しの良い快適な水平道でした。

 

12:20に瓶ヶ森登山口に帰着。

高低差250m、3時間の絶景を楽しめた山旅に感謝。これで目的の四山完登です。

12:40に駐車場を出発。よさこい峠を安全に下って長沢貯水池に出ました。

電柱工事で一時間の通行止めに遭遇。

すれ違いできない狭くて嫌な貯水池の林道をクリアし、14:30に道の駅木の香で休憩して一安心。

 17:00に松山駅に帰着してレンタカーを返却。

コンビニで夕食・飲み物を購入し、駅前の先にある城山公園に向います。

公園から松山城内まで高低差250m程の軽登山となります。

薄暗くなり始めた石段を登り詰めます。

新品の鉛バンドが捨ててありました。ウォーキング中に放棄したようです。

 

夕景の松山城から市街地を展望。

アベックや観光客で賑わっており、ロープウェイが運行しているようです。

瀬戸内海の夕景を展望できます。

城内観光は営業時間終了のため、周囲を一回りしてみました。

徐々に観光客がまばらになってきました。

無数のカラスが飛び回ってうるさい位の城内です。

ベンチと立て看板がある撮影ポイントです。

ライトアップを待ちながら、コンビニ弁当の夕食を摂ります。

神秘的なライトアップが始まりました。

松山市街の夜景も楽しめます。

教会のようですが、アップで撮影。

18:20に城を降りて公園から暗闇に浮かぶ松山城を見上げます。

城山公園から松山駅に戻ります。

ガタガタと音を立てながら市電が頻繁に運行しています。

道後温泉で見かけた光輝く市電は、駅前では見られませんでした。

松山駅でコーヒータイム。うどんセットを購入して21:00発の高速バスに乗車。

 

翌日の9時に新宿駅前に到着。素晴らしい快晴に恵まれた四国山行で、四国の名山巡りを終了。
次は近畿地方の山行ツアーに参加します。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 四国山行・篠山、三本杭 | トップ | 近畿山行・護摩壇山、伯母子... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

登山」カテゴリの最新記事