四国山行二日目、6:00に起床して朝食。
6:40に宇和島駅前ホテルを出発。今日は300名山を二つ登ります。
【10/28、宇和島-篠山登山口-篠山-登山口-宇和島-三本杭登山口】
140km先の篠山自然公園を目指して順調に走行し、笹平キャンプ場から林道を登ります。
台風による倒木や落石に注意しましたが、狭くて暗い嫌な舗装林道でした。
快晴の篠山登山口・第一駐車場に7:45に到着。
ここは高低差260m、往復1時間のハイキングになります。
無人の駐車場で登山準備。7:55に登山口-780mを出発。
参拝道の階段を登ります。標柱に山頂まで1000mとあります。
すぐに立派な休憩所がありました。
篠山神社の掲示です。
所々に自然岩を利用した登山道になりました。
100mごとに標柱があります。中間地点500mを通過。
8:10に第二駐車場登山道との合流点に到着。鹿除けゲートがありました。
ゲートを通って山頂に向います。
明るい尾根筋に出るようです。山頂まで100m。
入らずの森分岐を右折します。
一部傾いた篠山神社の石段に入ります。
篠山神社に登山と交通安全を祈願。
左手奥の300名山・篠山-1066mに8:25到着。
篠山(ささやま)は、四国山地西部に属する山である。日本三百名山の一つに数えられ、山名の由来は
ミヤコザサおよびアケボノツツジの大群落があることによる。かつて篠山神社の社領地であったとされ、
飛鳥時代には用明天皇の勅願所が置かれていたという。また山頂付近には弘法大師が開山したと伝えられる
観音寺跡があるなど古くから開かれた山であり、歴史的遺跡が存在する。山頂には二等三角点「篠山」が設置
され1064.58mとなっており、四国山地の山々、宇和海、遠く九州の山々も望むことができる。
快晴の大展望が広がります。目安になるような高山は見当たりません。
低山ながら雲海が見られます。展望を10分程楽しんでから下山。
帰路に入らずの森に立寄りました。
少し歩くと行き止まりで分岐まで戻りました。
篠山ハイキングは、下山道の感触から靴底がしっかりした靴が必須ですね。
鹿除けゲートを通過。第一駐車場に戻ります。
途中の取水タンクでお水を一口頂きました。
中年夫妻の登山者とすれ違い、ご挨拶。
林道状況を確認すると篠山トンネル側が走り易いようです。
9:00に第一駐車場に帰着。早朝一時間の秋晴れハイキングでした。
篠山山頂を見上げて撮影。軽に乗った地元の方に確認すると篠山トンネル経由が良いとの事。
9:15に駐車場を出発。白滝の分岐を右折して笹山トンネルを通過。
祓川温泉を通過するルートは明るく快適に安全走行できました。
【篠山登山口-宇和島-三本杭登山口-三本杭-往路下山-宇和島-松江市道後温泉泊り】
順調に走行して宇和島市内を通過、登山口のスーパー林道に入ると補修工事中の表示がありました。
やむなく林道の反対側にある津島町にナビをセットして出発。
50km先の津島町で道で尋ねると登山口を知らないとの事で、ナビの検索ミスです。
ここで宇和島に戻り、林道の先にあった永野市鬼北署で道を訊ねました。
やはり最初の林道を走行するしかないようで、スーパー林道から登山口に向いました。2時間以上のロスです。
林道の補修工事箇所に到着し、路面の作業状況から30分程待って通過できました。
帰りの工事状況を聞くと、午後5時頃なら工事が終了するとのことです。
やっと登山口の大久保山が見えてホッとしました。
三本杭の登山口となる大久保山登山口-1000mに12:50に到着。
周辺に四台駐車していて、少し戻った路肩に駐車。
登山標識はありませんが、ここから高低差200m、3時間のハイキングになります。
13:05に鉄梯子を登って出発。すぐに右斜面を緩やかに進みます。
5分程で猪のコル-1050mに到着。
スーパー林道の奥に宇和島湾の島々が見えてきました。
稜線の中斜面を登っていくと、13:20に大久保山-1158mに到着。
山頂から少し下って次の八面山に向います。
少し登り返して13:30に八面山-1165mに到着。
縦走路の先に丸い三本杭山頂が見えてきました。
ここから西側に下って三本杭を目指します。
150m程下ると熊ノコルを通過。
緩やかな樹林帯の尾根道で展望はありません。
熊のコルから三本杭への急登に入ると串が森への分岐がありました。
稜線手前に鹿除けゲートがあります。
ゲートを通った草原から左手に山頂が見えました。
左折して進むと二つ目の鹿除けゲートがあります。
最後の50mを登ると三つ目のゲートがありました。
ゲートの先に300名山・三本杭-1226m山頂があり、14:15に到着。
一時は諦めかけた三本杭に登れて幸運でした。
三本杭(さんぼんぐい)は、四国山地西部に属する山である。石鎚山と同じ四国山地西部に分類しているが、
石鎚山からは隔てられた四国南西部に位置する。滑床渓谷のすぐ南側に聳え、滑床山(なめとこやま)とも
呼ばれる。日本三百名山の一つに数えられる。三本杭の名称は江戸時代、宇和島藩、伊予吉田藩および
土佐藩の境界を示す杭が山頂近くに立てられていたことに由来するとされる。
三本杭及び滑床渓谷周辺は足摺宇和海国立公園の指定地域の一部である。山体は愛媛県-高知県境にまた
がるが山頂部は愛媛県宇和島市に属し、山頂には一等三角点「滑床山」が設置され1225.72mとなっている。
山頂からは北側に高月山1,229m、その東側に石鎚連峰、南側には篠山、西側には鬼ヶ城山および宇和海が
望まれる。山肌はブナの天然林に覆われ、稜線沿いにはアケボノツツジ、シャクナゲおよびヤマツツジが見られる。
360度のパノラマ展望を楽しみながら遅い昼食。
西側は、歩いてきた熊のコル-八面山-大久保山と鬼が城山の稜線。
南側の展望。朝方に登った篠山が見えています。
北側の展望です。
秋晴れの山頂に別れをつげて、14:30に下山開始。
第二ゲートから山頂を振り返ります。
ここでハイキング姿の若者六人グループとすれ違い、ご挨拶。
登山口にあった車四台は登山者では無かったようです。
熊のコルに降りて、緩やかな稜線を八面山に戻ります。
秋の散歩道といった風情です。
八面山手前に大久保山へのトラバース道がありました。
高低差150m程を登り返して八面山に向います。
15:10に八面山に戻り、三本杭を見返して大久保山に向います。
稜線から夕景の宇和海が見渡せます。
15:20に大久保山到着。
さらに宇和海が大きく見えてきます。
素晴らしい展望を眺めながら登山口に下ります。
林道工事は17:00には終わっている筈です。
猪のコルから左折すると林道登山口まで直ぐです。
最後に宇和海と島々をパチリ。
左手の斜面も秋色に染まってきています。
緩やかな左斜面を降ります。
最後の鉄梯子を降りて15:30に登山終了。
高低差200m、2.5時間の縦走気分の味わえる山歩きでした。
周囲に車は無く、すでに移動したようです。
すぐに着替えて登山口を出発。見晴ポイントで大久保山-八面山を撮影。
幸い路面補修工事は後始末中で、直ぐに通過できました。
奥深く長いスーパー林道を下り、一時間後に宇和島市に出て宇和海の夕日を撮影。
夕闇の松山道を走り、SAで夕食の讃岐うどんをいただきました。
松山市の道後温泉ホテルに19:30に到着。
道後温泉の大浴場で汗を流し、心遣いの夜食を美味しくいただいて23:00に就寝。
明日は300名山・瓶ヶ森を登り、その後に100名山・石鎚山に登ります。
新宿行きの夜行バスは21:00発で、待ち時間を使ってライトアップされた松山城も訪れようと思います。
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