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今日はどこへ行こうかな 

北京・頤和園(いわえん)ウォーキング

2011年07月01日 | 旅行

12日目、いよいよ世界遺産ツアー最終日です。

昨日は食べ損ねた朝食をいただいてバスで頤和園に向かいます。
スイカだけはいつも美味しく頂きましたが、すぐ補充待ちになります。

ホテル前のピンクのオブジェは何でしょうか。

・北京市内のよどんだ朝とホテル前のオブジェ

 

中国では新婚さんの花飾りや行列で会場に向かう車両等を結構見かけました。

 

30分で中国を代表する皇室庭園の一つ頤和園に到着し、1時間30分程のウォーキングです。

 

★頤和園(いわえん)
北京から15キロ離れた海淀区に位置しています。
昆明湖と万寿山を基礎として大型自然山水園として建築されました。
面積は290ヘクタール、その広さは故宮の約4倍です。昆明湖は総面積の4分の3を占め、
残り4分の1は、万寿山や緑地と建築物で占められております。
そして、これは中国で現存している最大、完全に保存されている『皇室園林』と言われています。

園内には宮殿、寺、仏塔、廊下、楼閣などがあり、廊下の桁や梁の上に彩色画が大小
あわせて1.4万枚飾られています。一つとして同じものが無いといわれています。
頤和園は中国の造園芸術を一つもとめ、南の造園芸術の精緻さと北の造園規模の壮大さを
うまく組み合わせるほかに、儒教、仏教と道教文化を入れて、建てられた皇室庭園です。

頤和園はかつて戦争で二度も深刻な破壊に遭遇しました。
一度目は1860年の第二次アヘン戦争(アロ-戦争)で英仏の軍隊によって破壊され、
二度目は1900年、義和団の乱を鎮圧すべく出兵した八ヶ国連合軍の一部により破壊を受けました。
現在の頤和園は、1902年修復当時の状態とほぼ同じです。

悪名高い西太后は英仏連合軍にほとんどが破壊されてしまった園を軍費を流用して修復しました。
ドラマや映画に登場する頤和園はさすがに観光客で一杯で、日本人ツアーも沢山見かけました。

 

頤和園の正殿「排雲殿」も西太后が再建。

・昆明湖と排雲殿

 

長廊は昆明湖沿いに750m延びていて8000以上の絵画があります。
三国志の一場面ですが、ほとんどが創作された内容で史実ではないそうです。

 

この後のショッピング優先のためか園内を軽く周遊して終了。
せっかく訪れたのに残念です。

 

北京空港に向かう途中に国営美術店にて最後の見学と買い物です。
高価な美術品の説明後に宝飾棚と工芸美術品5点のセットが100万円で
紹介され、
ご夫婦が80万円位で購入です。

昨年の北京では200万円のセット販売で二人購入でしたが、今回は半分のセットです。
日本で買うと数倍の価格であると説明しています。

名人が彫るという印鑑を購入しましたが、彫り始めると手が震えがピタリと止って一安心。
最後の買い物で残った元を使い切ろうと皆さん頑張っていました。

今回のツアーではパンダ施設に寄りませんので、峨眉山で見た可愛いパンダのキーホルダー
を探しましたが見つかりません。
北京には何でも揃っていると思って買わなかったことを後悔しました。

北京空港では成田便の遅延はなく、国の面子があるので国際便はめったに遅れないそうです。

 

・北京空港内の移動電車と飾り物

 

今回のツアーでは各空港内で端っこのゲート発着が続きましたので結構歩かされました。

 

行きとまったく同じメニューの昼食。
雨の成田空港に予定通りの午後6時に帰着してツアー解散です。

 

若い女性の添乗員でしたが、中高年グループの面倒見で本当にお疲れ様でした。

中国旅行は政府が統括していて外国人価格を維持し、一般の商店に立ち寄らないよう
指導されているそうで、どの観光地でも中国人の数倍の支払いとなるようです。

ガイドや大きな土産店では元札やクレジットより円札での支払いを喜んでいました。
交換レートは一元/13円ですが実際は円紙幣の実用価値がもっと高いようです。

九寨溝見たさに中国全土にある10の自然・歴史世界遺産を12日間で
歩く欲張りなツアーで参加しましたが、まだ30程残っています。

中国共産党創立90周年の垂れ幕が各地に飾っていました。
100周年までには世界から恐れられている強権政治を改めて
安心して観光できる国になってほしいですね。


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