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今日はどこへ行こうかな 

北京・万里の長城ハイキング

2011年06月30日 | 旅行

11日目、3時間半の睡眠をとり10時に起床、11時半にバスで出発。

二名がハイキングをパスしてホテルに残りました。
朝食抜きのため深夜に受け取った夕食袋を朝食代わりに食べる。

万里の長城「金山嶺」をカットし「慕田峪」のみのハイキングとなりました。
悔しいですがツアー会社の責任ではないのであきらめるしかない。
昨年は「八達嶺」だったので重複しないだけでもありがたい。

バスは最初「金山嶺」に向かっていたようで途中から道を引き返しています。
時間をロスしているようでカリカリしたが、ロープウェーやリフトがある「慕田峪」に到着。
バスを降りるとすぐに昼食です。欧米人が多く人気の店でしょうか。

・野菜が美味しく料理も良くて当りでした

 

二名は14番棟に架けられたロープウェー往復見学を選択。

 

我々は1,000段の階段を登って万里の長城の8番棟に到着。
近くには6番棟に架かるリフトと下山用の滑り台があり便利なものです。

 

 

ここから50分のフリータイムとなる。
ロープウェーのある左側を登り25分で引き返すことにした。

・向かいの尾根にある狼煙台のようです

 

★万里の長城
『世界7大奇跡』の1つで、中国最高の観光地とも言われます。
中国古代労働人民の血と汗の結晶で、その長さが約10,000mある為『万里の長城』となりました。
紀元前7世紀の春秋時代から紀元17世紀の明代まで、約2000年以上に渡って造成を重ね、
現存するものの大部分は明代の建造で、総延長約7300キロ、世界最大の城壁となり、
人工衛星から観測できる地球上唯一の構造物でもあります。

長城は、北方騎馬民族の進入を防ぐため、創造されたといわれます。
初期の長城は紀元前5世紀の周時代に建造が始まったといわれました。
現在の長城は秦の時代に、各国で作られていたものを連なり合わせた「秦の始皇帝」が
その始まりで、その後、特に漢、明時代に堅固な城壁が作られました。
明の時代には、西は「嘉峪関」から東は「山海関」、更には遼寧省の北朝鮮国境まで延長されました。
そして、敵監視台、狼煙台などが均等に分布しており、芸術性も高いです。

現在、観光地として公開されている長城は、「八達嶺」「嘉峪関」「山海関」「司馬台」
「幕田峪」「金山嶺」「居庸関」「黄崖関」などで、そのうち「八達嶺長城」は最も人気があります。

この慕田峪長城は北京から73キロ、歴史文化遺産と自然風景という観光地です。
城壁の高さは平均6m、厚さ4m、周りに樹木が生き茂り、自然と修復が終わった長城とが融合した
景観がとても美しく、観光客が少ないことが良かったです。

・右側の1番棟方面



・左側のロープウェー方面

風や雲も無くて炎天下となり、大汗をかきながら15分程でロープウェー駅のある14番棟に到着。
二名と遭遇後にさらに頑張って20番棟まで行って時間切れとなる。

 

山頂の先は未整備で立ち入り禁止です。

 

人通りの少ない城壁の通路には日傘を立てた飲み物や土産物の販売がぽつぽつとあります。
歩いている観光客が少ないため売れていません。
毎日担ぎ上げての大変な商売です。

 

長城には一定間隔で兵士が身を寄せる監視台があります。
10番棟の左下にあるのは兵士の宿泊所でしょうか。
中は薄暗いですが、石壁で冷やりとしていて皆さんが涼んでいます。
各棟の屋上に上がるハシゴは外されていて登れたのは二箇所でした。

 

修復は完璧で遺跡には見えません。通路は滑りやすく左右に傾いています。
昨年の「八達嶺」では雨でしたので急斜面はつるつるに滑りました。

麓には土産店が並んでいますが観光客が少ないのは今日だけ?
どうやらロープウェーやリフトでの往復観光が多いようで長城を歩く人が少ないようです。

バスで北京市内に戻り、週末の大渋滞を避けながらレストランに向かいます。
北京-上海間の高速鉄道が試運転中の駅を通過。

 

★夕食は北京ダック
本場で三度目ですが美味しいと感じたことがありません。
横浜の中華街の味付けが日本人にあっているようです。

 

天安門広場観光もカットされたため夕食後にチラリと車窓から見学です。

 

 

不明の荷物ですが、1コンテナ分が昆明空港に置き去りになっていました。
北京空港へ取りに来るよう連絡がありましたが、ガイドが交渉してホテルに届いたそうです。
他の航路に乗ってなかったことと北京連泊で助かりましたね。

明日はいよいよツアー最終日です。


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