熊 今日はどこに出没!!

今日はどこへ行こうかな 

蝶の舞う御正体山

2011年09月17日 | 登山

駅から登山で御正体山に登ってきました。

9/11(日)、6:41に昭島駅を出発し、大月駅で乗り換えて都留市駅に8:06到着。
駅前で待機している富士急行バスに乗ります。

【道坂隋道バス停-カンギの頭-岩下ノ丸-白井平分岐-御正体山-峯宮跡-林道-御正体山入口バス停

乗車すると運転手さんが地元の観光マップを一人ずつ配布してくれました。
8:10に都留市駅を出て山道に入ると御正体山が見えてきます。

8:40に道坂隋道バス停に到着。左側の今倉山登山口から登ります。 

  

今倉山の案内板がありますが、今回は御正体山に向かいます。
今倉山の先にある二十六夜山は花の百名山で花と大パノラマが期待できる山のようです。

   

バスから降りた登山客は単独の男性と女性四人グループと男性三人グループです。
すぐに単独の男性が登っていきました。

準備を整えて8:45に道坂隧道(1033m)脇を出発。

 

  

10分で急坂を登りきって今倉山分岐(1150m)に8:55着、ここを右折します。

小さな登り下りがダラダラと続く尾根道で標高は稼げません

  

先行した男性に追い付くと「この山は初めてなんですが・・・」と問いかけてきました。
「私も初めてです」と答えると後ろに付いてきます。

  

熊除けでしょうか、男性のラジオから演歌がガンガン響いてきます。
私が写真を撮っていると追い付いてきますので、少しペースを上げて離れました。

  

まもなく小雨が降り出したためザックカバーを掛けて傘を差しました。
後ろからまた演歌が迫ってきましたので、休憩無しで歩きます。

  

伐採地を通過しましたが小雨とガスのため展望なし。

  

10人程の女性グループを追い越してからペースを戻しました。
傘のせいか、カンギの頭-岩下ノ丸の標識には気づきませんでした。

尾根コースに危険なところは一箇所もなく、総じて快適に歩けましたが木々で視界はありません。
雨は一時間程で止み、10:30に
白井平分岐(1360m)に到着。

ここから御正体山への直登となり、300mの急登に備えて初の休憩を取りました。
休憩後、ラジオが聞こえてこないうちにと10:35に出発。

登山道そのものはよく踏まれていて危険なところはありません。
八合目の石柱付近で20名程の団体さんを追い越し。

  

ここから先頭になったため、蜘蛛の巣払いが必要になりました。

山頂まで樹林帯が続きますが、途中で唯一見えた道志村側の展望です。

やがて勾配がゆるむと、広々とした御正体山の山頂に出ます。
11:00に御正体山(1682m)に到着。

  

山頂は樹林に囲まれた平坦地となっていて、大きなテーブルとイスが一組あります。
石割山方面から来た一番乗りの四人組がいて荷物を広げて占拠しています。

「皇太子殿下御登頂」の白い立札があります。

  

近くの枯れ木に座って昼食です。
山頂の開けた上空から日差しが当たり、無数の大型蝶が飛び回っています。

飛び回って蜜を集める蝶達を追いかけて60枚程撮影。
こんなに撮れたのは初めての体験です。

  

ミツバチ達と花の取り合いになるようで、次々に移動します。

蝶同士は仲良く蜜を吸っています。

まもなく20名位の団体さんが到着して賑わってきました。

  

その後にラジオの単独男性も到着。
もしやと見ていたら、濡れた草むらの中にある三角点の大きな石に腰掛けて昼食です。
よく山頂表示坂のケルンや三角点にザックを置いて休憩する人がいますが、写真撮りには迷惑ですね。

さらに近くの道標に衣類や荷物を引っ掛けて乾かしています。
道標を隠されて道迷いした事象に何回も遭遇しましたので、これは危険行為です。

  

まだ三組が登ってきますので、バス時間には早すぎですが11:30に三輪神社に向けて下山しました。
このルートも蜘蛛の巣払いをしながら下りました。

尾根崩れが一箇所ありましたが抱付岩でしょうか、右へトラバースして登り返します。

  

11:45に峯宮跡(1570m)を通過。

  

すぐ下にある鹿留への分岐点にはベンチがあり、富士山が見えるように伐採された展望地です。
残念ながら展望なしでここから細野(三輪神社)に右折して下ります。

  

急坂を下る途中での展望。
結局、この日は富士山を見ることができませんでした。

登山口のある道坂隋道方面です。

一時間程で山道が終わって舗装された立派な林道に出ます。

12:30に舗装林道(1100m)に到着。
ガードレールも整備された使われていない道路ですが、血税の無駄遣いですね。
日本中にどれだけ造ったのでしょう。
業者は毎年の定期巡回と保守費用だけでも当分食べていけるそうです。

御正体山方面を振り返りますが、山頂は最後まで見えませんでした。

ここから立入禁止と掲示された舗装道路の脇に造られた登山道を歩きます。
道路と並行するGPSの軌跡を見て変だと思ったのはこの脇道でした。

並行する登山道もこの沢の合流点で終わり、また舗装林道を歩きます。

ここも急勾配のコンクリートで、三輪神社まで続きます。
13:15に御正体山登山道入口(700m)に到着。
御正体入口バス停の手前には簡易水道があり、おいしい水がジャブジャブ流れています。

予定より二時間も早いため、三輪神社を見学します。
町民が30人程集まって村祭りの最中でした。

一本しかない15:23の富士急行バスを待つのは時間のムダです。

バスで貰った観光マップには、谷村町駅まで5km/75分とありますので
櫛形山と同等と判断して炎天下の国道を13:30に歩き出しました。

  

道端の花や里の風景を見ながら歩きます。

猛暑で暑いため、道端の沢水でタオルを濡らして冷やしますが、
飲み物の自販機が並んでいますので安心できます。

  

マイカーやツーリングバイク、自転車が走っていきますが、汗で汚れた登山者を拾う方はいません。

50分歩いて14:20に谷村町駅(550m)に到着。
時刻を見ると次の電車が14:34ですぐに乗車です。

大月駅の乗換えで20分程時間があり、トイレの手洗い場で汗を拭き取ります。

空いた快速電車の隅に座って16:00に立川駅に到着。
立川駅のホームも強烈な日差しで、乗換え待ちの間に汗が臭ってきました。
下山後の入浴や川洗いができないと夏場の汗対策は大変です。

16:20に昭島駅に帰着してすぐに冷たいシャワーを浴びました。 


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