熊 今日はどこに出没!!

今日はどこへ行こうかな 

谷川連峰最高峰の仙ノ倉山

2011年09月21日 | 登山

9/16に朝一の電車で昭島駅を4:56に出発。
駅から登山で降水確率0%を期待して谷川連峰の朝日岳、または仙ノ倉山に向かう。

八高線経由で普通電車を乗り継ぎ、水上駅を通過。
上空の天気を見て曇り空の朝日岳をパスし、快晴の仙ノ倉山に登ることにする。

【平標登山口-松手山-平標山-仙ノ倉山-平標山-平標山の家-平元新道-平標登山口】

8:58に越後湯沢駅到着、すぐに9:15の苗場行きバスに乗車。

スキーシーズンにしか来ませんので、雪の無い快晴の山々と緑のゲレンデを見ていると
ヨーロッパアルプスの山麓を彷彿とさせる景観で楽しめました。

27L以上のザックは100円と記されていたが、運転手がその大きさなら無料と言ってくれました。

9:49に平標登山口バス停に到着。10人位のグループが降りました。
橋の手前に松手山コースと平元新道コースの分岐があり、
橋を渡って駐車場の先にある松手山・平標登山口(960m)から10:00に登山開始。

    

熊注意の標識があるが、ここは問題ないでしょう。
整備された急な階段が続き、後ろを振り返ると苗場山とスキー場が見えてきます。

    

横風が強い中、遠くから呼ぶような音が聞こえてくるが送電線のうなる音でした。
樹林帯を抜けると前方にその巨大な送電鉄塔が見えてきます。

                  

10:45に送電鉄塔(1400m)を通過。柏崎原発から関東への送電線とのことです。

再び林の急登を登り詰めると、大きく翼を広げた平標山の稜線が見えてきます。

樹林帯を抜けてゆるやかな登り道となり、11:15に松手山(1614m)に到着。
松手山が森林限界らしく、ここから気持ち良い笹原の稜線歩きになります。

    

前方には一ノ肩から平標山へのルートが綺麗に見えていますが、
強い横風の影響か、山頂付近には雲が湧きはじめています。

秋色を感じさせる草原を緩やかに高度をあげて歩きます。
平標山は花の百名山ですが、登山道のお花はほとんど終わっていました。

    

11:45に一ノ肩(1850m)を通過。
一ノ肩から松手山への下山道(後方に苗場山)を振り返る。

    

対面に広がる苗場山方面はまだ晴れています。

    

一ノ肩から歩いていくと次第にガスが湧いて平標山山頂はガスに包まれてきました。

    

12:10に平標山(1984m)山頂に到着。
開けた平たい山頂ですが完全にガスに覆われてしまい、大展望はなし。

    

山頂は十字路になっていて、正面に仙ノ倉山へ続く稜線、左は土樽から上がって来る平標新道、
右は三国峠への道で「平標山の家」が見えるようですが確認できません。

    

仙ノ倉山は平標山の隣に位置し、谷川連峰の最高峰です。
ここから仙ノ倉山まで往復しますので稜線の鞍部まで木道階段を下ります。

    

ガスの中、整備された木道を辿ります。所々に東芝ランプの看板道標がありました。

12:50に仙ノ倉山(2026m)山頂に到着。
楽しみにしていた仙ノ倉山から望めるはずの谷川連峰はガスの中で残念でした。

    

ガスの中で昼食を摂っていると谷川岳からの単独縦走者が通過していきました。
平標山まで戻る途中で、後ろを振り返ると仙ノ倉山方面のガスが少し消えてきました。

平標山まで戻り、「平標山の家」経由で下山開始です。
ここから本当に長い木道と木の階段が小屋まで続きます。

    

平標山の家に下る途中から振り返って見る平標山方向。

平標山の家が近づいてきました。

ガスの中で大源太山-三国峠方面の輪郭が見えてきました。

仙ノ倉山への稜線も少しだけ見えてきました。

14:10に平標山の家(1650m)に到着。
3年前に建替えられた綺麗な小屋で水場と有料トイレがあります。

冷たく美味い湧き水を頂き、顔や腕を洗ってリフレッシュです。(自己判断にて飲用とあります)

    

小屋から谷川連峰を眺めるとエビス大黒方面が薄っすらと見えます。

平標山の家から平標山を望む。
空身で往復するグループが登っていきましたが、木道階段はしんどいですね。

大源太山への90分往復を検討しましたが、ガスで展望が期待できないため、
一本早いバスに乗車することにして、14:15に平元新道登山口へ下山開始。

    

木道と木段の下りですが階段の幅も小さくてとても歩き易く、良く整備された登山コースでした。
沢に降りると樹林帯になります。

14:53に見逃されやすい小さな水場に着いて喉を潤す。

    

14:55に平元新道登山口(1080m)に到着。
休憩中のご夫婦に聞くとバス停まで40分位とのことで15:50のバスに間に合いそうです。

    

登山口から約3キロの林道を下り、途中のゲートを過ぎると林道が割れていました。 

    

静かな別荘地を抜け、工事迂回路を通って15:40に平標山登山口バス停(960m)に到着。
少し時間があるので隣の元橋バス停まで歩く。道路周辺は秋のコスモスが可憐に咲いています。

    

15:51に元橋バス停から越後湯沢行きバスに乗車。

    

16:26に越後湯沢駅に着きましたが、次の電車が無くて当初予定の17:56まで待つ。
バスを一本早くしたメリットは無くなりましたが、駅裏のトイレでゆっくりと体を拭き、着替えてサッパリできました。

駅構内の土産物通りで時間をつぶして17:56の普通電車に乗車。
ほくほく鉄道の花絵で飾られた電車が停車していました。

    

高崎駅経由で21:45に昭島駅に帰着する予定が、寝ぼけて高崎駅と高崎問屋駅を聞き違えて降りてしまいました。
結局、八高線の次の電車は1時間20分後で23:00帰着となりました。

次回は快晴予報を見定めてから、同一コースで秋の朝日岳を目指します。


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