【7/16、槍ヶ岳山荘-播隆上人窟-殺生ヒュッテ-槍沢キャンプ場-槍沢ロッジ泊り】
ひと眠り後、深夜2時に夜景撮影。登山者のヘッドランプが動いています。
常念岳-槍沢方面。静かな夜で寒さは感じません。
テント場と穂高連峰方面。深夜の登山者もポツポツと見られます。
裏銀座方面。山荘前のベンチで夜を明かす方もいました。
夜空は薄っすらとしてイマイチです。
寝床に戻って一寝入りし、4:00に朝焼けをチェック。
薄曇りでモルゲンロートはお預けとなりました。
富士山がピンク空に浮かんでいます。
5時から朝食で、山荘に戻ります。
朝食を頂き、7:30までフリータイムとしました。
槍の穂先へは山タカシさんのみ出掛けました。
他は山荘前でゆったりと休息。山タカシさんが降りてきましたが渋滞気味です。
槍ヶ岳(やりがたけ)は、北アルプス南部にある標高3,180mの日本で5番目に高い山。初登攀は中田
又重郎と播隆上人。日本百名山、新日本百名山、花の百名山に選定され通称「槍」。名前の如く天に槍を
衝く形が特徴的で、その形から「日本のマッターホルン」と言われる。穂高岳などと共に登山者の憧れの
的で、そのピラミダルな山容にふさわしく、槍ヶ岳は四方に尾根と沢を伸ばしている。尾根は東西南北に、
東鎌・西鎌・槍穂高・北鎌の四稜、沢は東南に槍沢、南西に飛騨沢(槍平)、北西に千丈沢、北東に天丈沢
の四沢である。付近の天狗原に天狗池があり周辺は氷河公園と呼ばれている。周辺は圏谷(カール)地形。
全員集合し、槍を背景に記念撮影。
7:20に槍ヶ岳山荘-3080mを出発。槍沢ロッジまで高低差1260mを下ります。
下山は速いのですが、登ってくる方優先で頻繁に道を譲ります。
山荘直下の急降下を終えて槍ヶ岳を振り返ります。
8:30に播隆窟前で休憩。
しばらく岩場と雪渓の交互道が続きます。
9時に水場で冷たい水を頂きます。
次から次にと登山者が登ってきます。下山の特権で頑張ってと声を掛けます。
9:40に天狗原分岐で休憩。天狗池パスを再確認します。
大雪渓に出ました。経験を兼ねて初のアイゼン装着で下ります。
皆さん余裕の表情です。
大雪渓が終わり、アイゼンを片付けます。
後は沢沿いの道を下って槍沢ロッジを目指します。
ババ平・槍沢キャンプ場が見えてきました。
最後の雪渓を通過。時折り雨粒が落ちてきます。
11:10にババ平に到着。ここで昼食を摂ります。
午後の雨予報は当たりのようです。11:30に出発。
12時に小雨に変わり、ザックカバーと傘で対応。
12:10に槍沢ロッジ-1820mに到着。高低差1460m、4時間50分、12,000歩の下山でした。
部屋に荷物を置き、15時のお風呂まで談話室で休憩。
外は波状攻撃のように激しい雨になり、ロッジ一階は雨宿りの方達で一杯になりました。
15時から一番風呂で入浴し、着替えてさっぱりできました。
17時から夕食。途中から引き返して泊まった方もいたようです。
雨は降り続き、天狗池に寄っていたら2時間の雨中歩きでずぶ濡れでしたね。
幸運に感謝して20時過ぎに就寝。狭い寝床を抜け出して空いた布団に潜り込みました。
最終日は、上高地まで観光気分で歩きます。
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